JWP女子プロレス 2010.9.26 東京キネマ倶楽部 試合
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9月26日(日)東京キネマ倶楽部
観衆179人
(1)1/20
●ムーン瑞月(7分28秒、ハーフスラムバスター→片エビ固め)しもうま和美○
ゴングと同時に瑞月がドロップキックの連打。しかしクロスボディーはしもうまにキャッチされる。しもうまがレッグロックで瑞月の動きを止めにかかる。切り返した瑞月がキャメルクラッチでギブアップを迫る。逃れたしもうまが張り手を入れてサーフボードストレッチ。瑞月は串刺しドロップキックからボディースラムの体勢。しもうまがこらえて反対にボディースラムで投げてエルボードロップを連発。さらにドロップキックからカバーするが瑞月が返す。両者がエルボーの打ち合い。しもうまのランニングエルボーに瑞月も一心不乱に打ち込んでいく。しもうまがロープに振ると瑞月がドロップキック。なおも連発で打ち込みコーナーへ上がりミサイルキックもヒットさせる。しもうまが返すと、ふたたび瑞月がコーナーへ。しかしダイビングボディープレスはかわされ、しもうまがドロップキックからコブラツイスト。しもうまがハーフスラムバスターの体勢に入ると瑞月が丸め込む。瑞月が走りこむがカウンターのエルボーを食らう。瑞月が2カウントで返すとしもうまがチンクラッシャーからハーフスラムバスター式のバックブリーカー。さらにハーフスラムバスターを決めると3カウント。しもうまがオープニングマッチを飾った。
(2)1/20
○KAZUKI(11分21秒、K-クラッシャー→体固め)牧場みのり●
牧場が払い腰を狙うとKAZUKIがこらえる。ならばと牧場はボディーアタックからワキ固めにもっていく。KAZUKIが切り返して腕固めの体勢。牧場が脚を伸ばしてエスケープ。KAZUKIがアームブリーカーから右肩を蹴っていく。右手を踏みつけてニードロップ。さらに右手を攻めて腕十字へ。三角締めに移行すると牧場がフォールの体勢に入り形成を逆転し逆エビ固め。KAZUKIが脱出しロープに振るが牧場がクロスボディー。ボディースラムの体勢をこらえたKAZUKIが投げ返す。ショルダータックルの打ち合いで双方がダウンを奪う。牧場がエルボー連打にいくとKAZUKIはニーを腹部に連発でぶち込んでいく。KAZUKIのバックドロップ狙いは牧場が阻止。ニーもキャッチしスタンディングヒールホールド。ロープエスケープを許さずリング中央にもっていく。逃れたKAZUKIがカウンターのニーリフトからバックドロップ。KAZUKIがダイビング二ーを狙うが牧場が追いつく。牧場を落としてのダイビングニーはかわされ串刺しニーアタック、ブレーンバスターを浴びる。牧場がダイビングボディープレスもKAZUKIがヒザを立ててカット。KAZUKIは「なめんじゃねえ、クソガキ!」と牧場をコーナーに据えて突進。牧場かかわしてダイビングショルダータックルからダイビングボディープレス。2カウントで返したKAZUKIに牧場が柔道技から押さえ込む。KAZUKIが返すとアームロック。なんとかKAZUKIはエスケープに成功。ラリアットをかわした牧場が払い腰からミノリッチも不完全。KAZUKIは牧場をコーナーに追いやりランニングダブルニー。牧場が返すとKAZUKIはダイビングニードロップ。これも返した牧場にKAZUKIはフィニッシュを予告しバックドロップ。しかしギリギリで牧場が返す。するとKAZUKIは牧場を立ち上げK-クラッシャーの体勢。牧場が切り返すと突進するが丸め込まれる。牧場がスモールパッケージにいくとKAZUKIが返してニーをぶつける。KAZUKIはあらためてK-クラッシャー。これは牧場が返せず3カウント。KAZUKIがアイスリボンの牧場をピンフォールしてみせた。KAZUKI「みのりちゃん、よく頑張った。私2試合だからサッサと片づけようと思ったけどよく粘った。あのね、まえから思ってたんだけど、キャラ被ってんだよ!」牧場「KAZUKIさん、そんなのないです。自分はKAZUKIさんと違うと思ってます。まえに柔道をやっていたとお聞きしています。まだまだかなわなかったけど17歳で黒帯初段を持っています。KAZUKIさんは何段ですか? 3段くらいはいってますよね。みなさんも知りたいですよね」KAZUKI「白帯です!プロレスに柔道の黒帯とか白帯とか関係ないから。こんど似たもの同士いっしょに組んで、プロレスいろいろ教えてあげるからさ、機会があったら一緒にやろうよ。組んだときはアレやろうよ」牧場「そうですね、アレやりましょう。お願いします!」
(3)1/30
阿部幸江&●大畠美咲(12分33秒、キャプチュードバスター→片エビ固め)○Leon&KAZUKI
羽沙羅が急性胃炎によるドクターストップで急きょ欠場となった。オープニング、羽沙羅の欠場アナウンスで出場を申し出たのはKAZUKI。第2試合からつづけて試合をすることになった。タッグ2冠王の阿部がベルトをKAZUKIに誇示。先発はLeonと大畠だが、大畠が阿部を呼び込みダブルのドロップキック。Leonが大畠をコーナーに振って串刺しドロップキック。KAZUKIが大畠の脚を攻撃し逆エビ固め。阿部がカットしようとするとKAZUKIが解き阿部を威嚇。大畠がアームホイップから右腕を固める。Leonが大畠をカット。阿部がKAZUKIにストンピングの嵐から空中胴締め落としを連発しコブラツイストへ。Leonが阿部に首4の字固め。低空ドロップキックは2カウント。KAZUKIが阿部をコーナーに押し込んでニーの連打。阿部がかわしてダッシュするがKAZUKIが先回りしてニーをぶち込む。阿部もやり返してエルボー合戦。互いに罵りあいながら打っていく。阿部が飛ぶとKAZUKIがかわしてドロップキック。Leonが阿部を担いで大畠を落とすと、コーナーの阿部にスピアー。Leonが走ってきた阿部を捕まえてnokianバックブリーカー。大畠がカットし、コーナーのLeonも捕まえる。阿部が雪崩式フランケンを敢行。Leonが返すとバックブリーカー狙い。切り返した阿部が丸め込みエルボーアタックへとつなぐ。大畠がLeonにミサイルキック。KAZUKIを蹴落としLeonのスピアーをかわし低空クロスボディー。さらにダイビングボディープレスから押さえ込むがLeonが肩を上げる。大畠がバックをとるとLeonがこらえ、カウンターのケブラドーラコンヒーロへ。大畠は投げっぱなしジャーマン。Leonが立ち上がるが阿部がカットし大畠が押さえ込む。大畠はジャーマンで勝利を狙うがLeonが返す。KAZUKIのニーが大畠にヒット。Leonが2人にスピアーをぶち込む。さらに大畠にももういちどスピアー。大畠が返すとLeonはKAZUKIのダイビングニーを呼び込みマッドスプラッシュへ。辛うじて阿部のカットが間に合う。Leonは大畠を立ち上げてフィッシャーマン狙い。阿部のカットから大畠が押さえ込むがKAZUKIが介入。大畠が逆打ちからはなまるドッカンを狙う。阿部のエルボーが誤爆し、Leonのキャプチュードバスターで万事休す。Leonが大畠から3カウントをゲットした。大畠「Leonさん、私はずっと吉田万里子に教わってきました。Leonさんも吉田さんの弟子だったと思います。もっと強くなるために吉田さんに教わったレスリングをもっともっとノバしていく必要があります。ですから吉田さんの弟子であるLeonさんといっしょに闘ったり組んだりしていただきたいと思ってます」Leon「ありがとう。またいっしょに頑張っていこう。今日は羽沙羅が欠場になってしまいすいませんでした。元気になって戻ってきてくれると思います。大畠、羽沙羅とはお互いライバルとして競い合っていけばいいと思う。強くなりたいヤツが自分の下に集まってくれば言いとおもってます。みんな集まって練習できる場があればと思ってました。“虎の穴”ではなくて“獅子の穴”としてみんなでいっしょに練習して、上を狙っていこう!」なお、11・28キネマでのタッグ王者アジャ&阿部組の初防衛戦が決定。阿部は挑戦者候補として米山&ボリショイ組、Leon&花月組、春山&倉垣組を指名した。すると春山が現れ、「倉垣が勝手に(タッグ王座挑戦を)言っただけで自分は無差別への挑戦に専念したい」とエントリーを拒否した。その後KAZUKIが現れ「前王者を忘れてないですか?」とクレーム。阿部は「どの面さげていってるの?私にさんざんいままで何してきた?」と挑戦を否定し、「したいんだったらそれなりの言い方があるよね。なに上からものいってるの。それがお願いする態度ですか?ハイわかりましたっていうほどお人よしじゃないんだよ。3回まわってワンとかいったら挑戦させてあげてもいいよ」KAZUKIは困惑するも、「やればいいんでしょ」とリング上で3回まわって「ワン」とつぶやく。しかし、最後は阿部をド突いて「ばかばかしい。こんなことしなくても実力で獲りにいきますから!」
(4)1/30
●倉垣翼(12分26秒、飛びつき十字固め)田村欣子○
倉垣がNEOの3冠王タムラ様と一騎打ち。握手の手を引いたタムラ様に倉垣がバックドロップ。タムラ様を場外に送り出しケブラーダを見舞う。リング内に戻るとミサイルキックを打ち込み逆エビ固め。逃れたタムラ様がニーの連打からフェースクラッシャー、ゆりかもめにつなぐ。倉垣がエスケープするもタムラ様は離さない。タムラ様はノドもとにニーを連発で落とす。タムラ様は倉垣の動きを読んで串刺しエルボーを連打し、「ファイヤー!」ポーズを盗んでみせる。エースクラッシャーは倉垣が回避し、反対にパクることに成功。倉垣のバックドロップはタムラ様が反転しエースクラッシャーを決める。タムラ様のDDTからエルボー。倉垣もエルボーで応戦。走り込んでの1発はタムラ様がコンプリートショット。低空ドロップキックからタムラ様がマヒストラル。チェーンリストは倉垣が返す。ダブルアームの体勢を倉垣が返すがGUSTを食らう。倉垣がバックドロップを放ちラリアット。2発目をタムラ様がかわして投げっぱなしジャーマンも倉垣がラリアット。倉垣がコーナーに上がるとタムラ様も追う。倉垣が叩き落してダイビングエルボー。2カウントでタムラ様の肩が上がる。倉垣がアルゼンチンバックブリーカーからバックフリップ。ムーンサルトプレスはタムラ様が返す。倉垣は「決めるぞ!」と前後からのラリアット乱れ打ち。タムラ様がカウンターのエルボー。パトリオットボムは倉垣が返す。タムラ様がバックドロップホールド。左右のエルボー連打で倉垣を追い込み、ランニングエルボー。倉垣が返すとタムラ様は相手を立ち上げ担ぎ上げる。倉垣が回避しヘッドバットからラリアット。倉垣がメタルウイングを決めるも3カウント寸前で返される。もういちどカナディアンの体勢もタムラ様がかわして十字固めで丸め込む。すると倉垣が返せず3カウント。タムラ様が倉垣からピンフォール勝ちをおさめた。
(5)1/30
米山香織&○コマンド・ボリショイ(13分29秒、逆打ち→エビ固め)●春山香代子&ヘイリー・ヘイトレッド
AIW世界女子&TLW世界女子王者のヘイリー・ヘイトレッドが参戦し春山とタッグを結成、夏女決定タッグトーナメントの覇者と対戦した。握手を拒否した春山組に米山組が突っかかり試合がスタート。すぐに春山とヘイリーが合体し形勢を逆転する。ヘイリーが手を高く上げて米山を挑発、届かないとみるやヒザをついて手をあげる。米山は「ジャパニーズをなめんな!」とヘイリーに向かっていく。ボリショイが春山をコーナーに追い込んで攻撃。春山が突進すると米山がカットしボリショイと合体。春山を場外に出して米山がプランチャ狙い。ヘイリーがカットしコーナーに上がる。こんどは米山がカットし場外戦にもっていく。場外ではヘイリーが米山を圧倒。リングに戻ると春山とヘイリーがボリショイを串刺し攻撃からダブルのショルダータックルで相手を吹っ飛ばす。ヘイリーがパワーボムの体勢にいくと米山がカット。ボリショイがコーナー上からDDT。ヘイリーが切り返してノーザンライトのようにたたきつけネックハンギングツリー。下からボリショイが三角締め。ヘイリーがリフトアップするもボリショイがヒザ十字に切り返す。へイリーがエスケープすると米山も入りダブルでニークラッシャー。米山とヘイリーがエルボーを打ち合う。ヘイリーのビッグブーツで米山が吹っ飛ばされる。ヘイリーのブレーンバスターは米山がDDTで切り返す。ヘイリーのビッグブーツからランニングフィッシャーマンバスター。米山がなんとか返しバックをとるもヘイリーは動じない。ボリショイのアシストから米山がジャーマン、ダイビングセントーン。ヘイリーが返し、コーナーに振ってジャンピングニー。担ぎ上げられた米山が丸め込み、ニーを打ち込む。ヘイリーのハイキックとラリアットを米山がブロックも強引に叩きつけられる。春山がボリショイにラリアットの乱れ打ち。ボリショイが返すと春山が担ぎ上げる。ボリショイが丸め込むが春山がトラースキック。春山はコーナーに上がるがボリショイが下から掌底を打ち、雪崩式狙い。春山がスタナーからミサイルキック。ヘイリーが場外で米山を捕獲している間に春山がギロチンを落とす。米山がレフェリーをカットし3カウントを入れさせない。ヘイリーのラリアットが誤爆しふたりがかりのバックドロップ。ボリショイが春山にランニング掌底。2カウントで返した春山にボリショイが突進。春山がラリアット連発。ヘイリーがラリアット。米山がカットし4人がダウン。春山のキックをボリショイがカットし619を放つ。両者のラリアットが交錯。春山がバックキックからラリアット。春山がキーンハンマー狙いもボリショイが切り返す。ヘイリーのラリアットがボリショイへ。春山がキーンハンマーの体勢に入るとボリショイが切り返して丸め込む。これで3カウントが入ると春山がボリショイに襲い掛かる。乱闘となるが試合はボリショイ組の勝利に終わった。ボリショイ「春山、どうしたんだ? 元無差別級王者は過去の栄光か?私はいま誰にも負けられないんだよ。私とシングルやるなら減量して、ICE×60に挑戦してこいよ」春山「ハッキリいってそのベルトに挑戦する気はありません。今日の借りはシングルで返しますよ。私は無差別に気持ちがいってるんだよ。次のキネマでシングルやりましょう。もし自分が負けたら(減量を)考えておきます」米山「ヘイリー。アイ・アム・オープンクラスチャンピオン。ユーアーなんのチャンピオン?」ヘイリー「アイアムチャンピオン2カンパニーズ」米山「アイアムチャンピオンツーマンス。ワンダフルチャンピオン。アイアムチャンピオン。ユータイトル、アイドンドノー。そのベルトホントにあるの?」ヘイリーと米山が髪をつかみ合い乱闘。ヘイリー「私と防衛戦したいの?だったらこんどやってやるよ」米山「いつだってやってやるよ。ルーザー、退場! バックステージバイバイ!!」