KAZU SAEBA|冴羽一公式サイト
冴羽一の秘拳
無影拳とは、金生岩男師父を日本の開祖とする中国武術(カンフー)の流派です。 門外不出の秘拳の為、詳細まではお伝え出来ない事が残念ですが、簡単にお話しさせて頂きます。※私、冴羽一個人の知識と見解で記述しておりますことをご理解下さい。
文化大革命の戦火を逃れ四国・香川県にやって来た”李”という名の老人が、金生師に伝えたと聞いております。一般的にカンフーは「蹴りの北派」「拳の南派」と言われています。無影拳は香港功夫ですが、蹴り技が多いことが特徴です。
"喧嘩カンフー"というふれこみで日本の格闘技、武術界で広まったことも一時はあるそうですが、現在はごく少数で活動しており、中国本土にも残っていない幻の流派です。香港マフィアがつくった暗殺拳法という説が有名で、ジャッキー・チェン主演映画「酔拳」の殺し屋が使い手として描かれています。中国の英雄・黄飛鴻(ウォン・フェイフォン)の弟子がつくったという説もありますが、実態は謎に包まれております。
私は、金生師創設の香港功夫協会(旧名・武勇会) に18歳の時に入門し、現在は東京で俳優活動の合い間に兄弟子・熊野英生師から手ほどきを受け、日々無影拳の鍛錬と研究、解明に努めております。
技術の伝達は「一子相伝」と耳にした事もあります。 無影拳を使う世界で唯一の俳優として譲れないことがあります。それは、
金生師匠から戴いた御言葉「平和な時には如何に多く汗を流し、戦乱の世の時には如何に流す血と涙を少なく出来るか?・・・それが武術家だ」この想いをいつも胸に修行に励んでおります。