第13回KODAIRA祭:シンポジウム・一橋大講義
シンポジウム
「日本と安全保障理事会」
日本はこれからの国際社会で
どのような役割を果たしていくべきなのか
日時:7日15:00~16:30
場所:東二号館2201教室
2009年1月から日本は二年の任期で非常任理事国を務めることになった。 10回目という当選回数は加盟国中最多であり、この選挙では大勝をおさめたことは世界が日本に安保理での役割を期待している証拠だろう。 来年から安保理改革に向けての政府間交渉が始まることを考えても、近い将来に日本が常任理事国になることは充分にありうる。
そこでこのシンポジウムでは、国際政治に関する知識を深めるとともに、 これから日本が安全保障理事会を通して国際社会に対して、どのように貢献していくべきかを深く考えていく。
講師:
①一橋大学法学研究科准教授
秋山信将
専門は、国際政治。特に核不拡散・核軍縮、平和構築などの分野で研究を進める。
一橋大学法学部卒業(大芝ゼミ)、コーネル大学、オックスフォード大学大学院で学ぶ。
広島市立大学広島平和研究所講師、財)日本国際問題研究所軍縮・不拡散促進センター主任研究員などを経て、2007年より現職。
おもな著書に、
明石康、高須幸雄、野村彰男、大芝亮、秋山信将編著『日本と国連の50年』(ミネルヴァ書房、2008年)
"Fukuda Doctrine Revisited: Is There a Japanese Vision for Asian Regionalism?", Aileen Baviera, ed.,
Regional Security in East Asia: Challenges to Cooperation and Confidence Building (Manila, The Asian Center Publication Office, the University of the Philippines, 2008)
'Article 24 Crises' and Security Council Reform: A Japanese Perspective",
Journal of East Asia and International Law, Vol. 2 No.1
、
「国際平和協力法の一般法化に向けての課題と展望―自民党防衛政策検討小委員会案を手掛かりとして」、『国際安全保障』第36巻1号2008年6月
「核不拡散規範の遵守強化とアメリカ外交」、『国際政治』第153号、2007年11月。
②外務省 国連政策課長 久島直人
[経歴]
1986年 外務省入省
外務本省、在シンガポール、オランダ、ザンビアの各日本大使館に勤務。
2005年 気候変動室長
2008年 国連政策課長