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正式名称を『京都水族館』に決定│オリックス株式会社

  • ️Mon Jul 25 2011

ニュースリリース

正式名称を『京都水族館』に決定

 オリックス不動産株式会社(本社:東京都港区、社長:山谷 佳之、以下「オリックス不動産」)は、京都市の梅小路公園において整備を進めている水族館の正式名称を『京都水族館』に決定しましたのでお知らせします。『京都水族館』は、内陸型大規模水族館としては日本初(*1)の水族館となります。

 『京都水族館』が立地する梅小路公園は、JR京都駅から徒歩約15分と市街地にありながら、緑と花で憩える空間として市民や観光客に愛されている都市公園です。この立地の特性を生かして、京都市に初めて誕生する水族館を、京都ならではの水族館として、地域に密着し、京都市民や京都を訪れる全ての皆さまに愛される施設にしたいとの気持ちを込めて、名称を『京都水族館』に決定しました。

 オリックス不動産は、2008年7月に京都市へ水族館の事業提案をして以降、京都市や地域住民の方々と協議を行ってまいりました。そして昨年7月に着工し、2012年春の開業に向けて施設の整備を進めています。また展示や活動の内容については、昨年9月に水族生態や自然環境に関する専門家や学識経験者により構成された「京都水族館(仮称)の展示活動等に関する専門家委員会」を設立し、以降16回の会議を重ね、専門家委員の皆さまからたくさんのアドバイス、ご意見を頂いております。

 『京都水族館』は、専門家委員の皆さまからのアドバイス、ご意見を踏まえて、京都ならではの水族館として、しずくの一滴が形を変えて川に、海に、そしてふたたび里山に戻っていく京都の水のつながりと、いきものの関係を表わすことをコンセプトに、淡水魚が成長する川の環境、里山の風景である田んぼやそこで見られるさまざまな動植物を表現し、京都の風土を生かした展示に注力してまいります。梅小路公園内にある自然の生態系を復元したビオトープ「いのちの森」とは相互に小鳥やチョウなどさまざまな生物が往来できるような環境を作ってまいります。
 また、子どもたちをはじめ、幅広い年齢層へ環境学習の場を提供するなど、京都の環境を守る活動の情報発信や、水の豊かな都が育んだ文化の紹介を行ってまいります。なお、展示内容の詳細については、準備が整い次第改めてお知らせします。

 オリックス不動産は、2004年4月よりPFI事業として新江ノ島水族館を運営しています。そのノウハウを生かして2012年春には『京都水族館』および東京スカイツリーの複合施設内に設けられる『(仮称)墨田水族館』の開業を予定しています。

 オリックス不動産は、2012年春の『京都水族館』の開業に向けて、京都の皆さまに親しまれる施設運営を目指してまいります。

(*1)オリックス不動産調べ。内陸型大規模水族館を沿岸部まで50km、延床面積10,000㎡以上と定義。

【施設の位置】

出所:財団法人 京都市都市緑化協会ホームページ

【施設外観イメージ】

【展示イメージ】

<里山のいきものたちゾーン>
里山の風景である田んぼやそこで見られるさまざまな植物を再現して、いきものと私たちのつながりを伝えます。

<山と海を結ぶ川ゾーン>
川は、さまざまにその表情を変えながら、山から海に向かって流れていきます。
川の上流から下流、そして海の入口まで、どんないきものが隠れているか、ぜひ探してみてください。

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