大聖とは (タイセイとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
- ️Sat Sep 19 2015
大聖とは、SEGAが運営するMOBA型アーケードゲーム「ワンダーランドウォーズ」のキャラクター。
概要
2015/7/22よりかぐやと共に実装された美猴のアナザーキャスト。
高い機動力とキルアップによって得られる高い殲滅力を持ち味としており、一度キルアップが最大値に達するとアタッカーをも凌駕する高いキャストキル性能・巨人処理能力を発揮する。そのため大聖絡みの試合はいかにこの状態の大聖を維持するかが勝敗を大きく左右する。
その後、1.10-B、1.10-Cとキルアップの成長率・最大値が下方修正されるも、いまだに最上位キャストとして多くのプレイヤーに使用されている。
モチーフは『西遊記』より孫悟空。名の由来は『天上の誰よりも偉い奴』の意味で天界から脱走後に妖怪の王として暴れまわっていた頃に自称していた斉天大聖よりきている。
なお、道教では仙術を体得し、神仏に召し上げられた立派な一柱として信心を集めている。ゲーム登場時も西遊記の取経の旅を終えた後の時系列をもとにキャラづけされている模様。
キャラクターとしても反抗期真っ盛りお調子者な美猴に対して非常に落ち着いた性格になっており、神仏となった事もあって立ち居振る舞いも天上人のそれになっている。
キャスト性能(ver.1.61-A準拠)
ファイター特有の高いHP、美猴譲りのスピードを兼ね備えたスピード重視のファイター。
主力スキル「流転の理」によって得られるキルアップによって、ミニオンを処理するごとに攻撃力を高めていく大器晩成キャストであり、二度の下方を受けた現在でも成長しきった大聖はまさに神のごとき性能を誇る。
ストレートショットは如意棒かた衝撃波を放つ、近距離では2ヒット。美猴のストレートとモーションは同じだが美猴よりも射程短く、硬直も長い。威力も低く「流転」が育って無い状態だと兵士ですら1撃で倒せない程。
序盤でストレートの相打ちはダメージ的に不利になる場合がほとんどなので注意しよう。
ドローショットは光の玉を飛ばす、美猴のドローよりもやや判定が大きく射程が長い。発生と初速が全キャストトップクラスの性能、ダウンも奪える為対応力もある。ただしストレート同様「流転」の強化無しではアタッカーのドローよりちょっと強い程度の威力、「流転」さえ育ってしまえば消費MP10の攻撃スキルの化すので大暴れしてやろう。
登場初期は現在よりもサイズが大きく発生も早かったが2度下方されている、対巨人ダメージも1度下げられたがver.161-Aで対巨人ダメージが上がった。
ver.1.11-Aより流行し始めた通称「アルティメットビルド」と呼ばれるドロー特化のビルドによって、吉備津彦やフックなどもLV3から安定して兵士1確ドローが可能になったため、大聖の強みの1つであった「早期からの兵士1確ドロー」は失われつつある。しかし、前述のビルドは特化ビルドというだけあって、安定性を後押しする火鼠・餅食らい・ターバンといった継戦能力を後押しするアシストが1枠しか使用できないという弱点を抱えているため、アシストの自由性の高さという点が現在の大聖の強みであるといえる。
流転にばかり目が行きがちだが、美猴の互換スキルである「如意暴風」「吸命の術」も上述の要素と相まって成長すればするほど脅威となっていく。
また、射程は短いもののストレート・ドローショットの硬直も非常に短いためキルアップの成長を促進しやすく、そして成長しきるまでにほとんど付け入る隙がない事も大聖の強さに拍車をかけている。
特に描画が短いゆえに他のキャストと比較すると神速ともいえる発生の早さで撃てるドローにより安易に近づくとストレートショットであっても相打ちになるなど自衛力が非常に高い。
欠点は「流転の理」によって防御関連が増えないため、瀕死の状態からのゴリ押しは効かず、リトル・アリスやスカーレット等の大火力で粘る間もなく一瞬で撤退することになること。
あと射程の差を活かされると機動力で何とかなることもあるがそれでも手が出せず苦い思いをすることとなる。
スキル紹介(ver.1.61-A準拠)
如意暴風(暴風)
Lv2スキル消費MP30、フリック即時発動、周囲をなぎ払う攻撃を行いヒットした敵に中ダメージを与える、発動中は移動が可能で防御力が上がる。
美猴のそれと同じく、一定時間如意棒を回転させ、攻撃判定を纏って移動する技。
ファイターなのにダウンが取れれば起き攻めに重ねるだけでほぼ確定の追撃で合計7割を(流転や低HPが絡めば即死まで)奪い去る強力な技。アタッカーさながらの奇襲性能に繋がる。
また、レーン戦でも拠点や巨人を貫通するためここぞの兵士処理に使ってもいいだろう。
1.10-Dで無敵時間がなくなったため、起き攻めで使う分には相打ち覚悟での用途が必要であるが、それでも起き攻めで重なれば当たるという事実はなおも強力。なお、発動中に防御力が上がるため相打ち前提ともいえる。
なお、「神珍鐵(しんちんてつ)」とは如意棒(如意金箍棒)の素材。
仙術修行後にかつての猿山の子分を自衛のために武装させた際に、仙術修行でムキムキマッチョのあまり通常の鉄では軽すぎると感じたため、海底の竜宮の宝物庫から奪取してきたもの。
棒に記された銘を信じるなら、重さは一万三千五百斤(約8トン)。
流転の理(流転)
Lv2スキル消費MP40、フリック即時発動、自身の攻撃力を上げる、さらに効果中敵兵士を倒すと追加で攻撃力が上がる。
大聖を大聖たらしめるスキル。
敵兵士を倒すごとにすべての攻撃力が上昇し、MAXに到達すると白いオーラが立ち上る。
独自の補正で攻撃力が伸びてゆくため、最終的には兵士・キャスト・巨人のどれを相手にしても特化ビルドの専門職に匹敵する威力のダメージを叩きだすようになる。
登場当時はMAX時は巨人がドロー4発で沈み、キャストも3発でお釈迦にできるなど原作の孫悟空ばりの暴れぶりだったが、現在では上昇値上限が下げられ、MAX到達時間(必要兵士数)が厳しくなっている。
とはいえ、MAX状態相手にタイマンでは相打ちでまず勝てるキャストが居ないので、こと撤退が許されない後半での威圧感はなおも高い。
断罪の天命(断罪/天命)
Lv3スキル消費MP30、フリック即時発動、自身を中心とした範囲内の味方兵士のHPを回復させ拠点攻撃力を上げる。
本来味方兵士14体で陥落する拠点がこの効果を受けた兵士であれば6体で陥落する。
ここまで聞くと強力なスキルなのだが、あくまで拠点ダメージが増えるだけなので、有効な局面は極めて少ないため、使いどころでMPが足りないなどもしばしば。上級者向けスキルである。
吸命の術(吸命)
Lv4スキル消費MP35、自身から引いた線の方向の範囲内に発動する、ヒットした敵に中ダメージを与える、与えたダメージ量に応じて自身のHPを回復する。
美猴と同じく敵から体力を吸収する技。フリック後、引いた直線を中心に扇状の範囲の敵が対象。
こちらは横の効果範囲が広い代わりに、キャストに対してのダメージが減っている。
その分、敵兵士からの体力吸収量が増えており、兵士列の横から発動すれば半分以上の体力を一瞬で回復しきる。
とはいえ、キャストに守られた兵士から上手く体力を奪うのはなかなか難しく、単純に攻撃力だけならドローショットなどがあるため、これも使いどころを把握して使わないと割に合わないスキルといえよう。
ver.1.50-Aより発生速度が上昇、Lv4発動と消費MPがやや重い所があるがHPが回復する大きなリターンがある為選択肢に入るのではないだろうか。
アシストカード「毒りんご」とソウルカードの特殊効果「毒耐性」とのシナジーで消費の重いこのスキルも使い易くなっている、「流転」で攻撃力が上がっていれば「吸命」で兵士を1撃で倒せる為毒ダメージもさほど問題ではない。
ただし慣れていないとMPを溢れさせたり、Lv4までの毒ダメージで撤退しやすくなるといったリスクも多い。
大聖猴の激吼(WS)
戦闘中1回のみ使用できる大聖の切り札、ドローショットの書ける線の長さが延長され弾速が上がる、さらに効果中は自身を中心とした範囲内の敵キャスト・巨人にスロウを与え続ける。
美猴のWSと似ているがこちらはMP回復速度上昇は無い、ドロー弾速アップはかなりの物で直線に描くとクリスラ並みの速度で飛んでいくようになる。スロウで捕らえた敵を逃さず確実に仕留めるように使うのが基本となるだろう。
専用アシストカード
『斉天大聖の金冠』 特殊効果:Lvアップ時一定時間ドローショットの書ける射程が上がる
モチーフは大聖(美猴)が付けている金冠、Lv3に上がった時から効果が発動する。すこし間違え易いが射程は上がるが線の長さは変わらないので効果発動中限界射程まで書くと直線にしかならない、しかし直線でも普段届かない距離まで攻撃が届く様になるので射程が短めな大聖には有り難い効果ではある。
問題は他のアシストを外してまでこのカードを装備するかである。
関連項目
- ページ番号: 5367706
- 初版作成日: 15/09/20 00:44
- リビジョン番号: 2360220
- 最終更新日: 16/05/09 23:21
- 編集内容についての説明/コメント:
1.60変更分加筆