eiga.com

セプテンバー5 : 作品情報・キャスト・あらすじ・動画 - 映画.com

  • ️Sat Feb 22 2025

劇場公開日:2025年2月14日

セプテンバー5

解説・あらすじ

1972年のミュンヘンオリンピックで起きたパレスチナ武装組織によるイスラエル選手団の人質テロ事件の顛末を、事件を生中継したテレビクルーたちの視点から映画化したサスペンスドラマ。「HELL」のティム・フェールバウムが監督・脚本を手がけ、報道の自由、事件当事者の人権、報道がもたらす結果の責任など現代社会にも通じる問題提起を盛り込みながら緊迫感たっぷりに描く。

1972年9月5日。ミュンヘンオリンピックの選手村で、パレスチナ武装組織「黒い九月」がイスラエル選手団を人質に立てこもる事件が発生した。そのテレビ中継を担ったのは、ニュース番組とは無縁であるスポーツ番組の放送クルーたちだった。エスカレートするテロリストの要求、錯綜する情報、機能しない現地警察。全世界が固唾を飲んで事件の行方を見守るなか、テロリストが定めた交渉期限は刻一刻と近づき、中継チームは極限状況で選択を迫られる。

出演は「ニュースの天才」のピーター・サースガード、「パスト ライブス 再会」のジョン・マガロ、「ありふれた教室」のレオニー・ベネシュ。第82回ゴールデングローブ賞の作品賞(ドラマ部門)ノミネート、第97回アカデミー賞の脚本賞ノミネート。

2024年製作/95分/G/ドイツ・アメリカ合作
原題または英題:September 5
配給:東和ピクチャーズ
劇場公開日:2025年2月14日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

詳細情報を表示

“観る楽しさ”倍増する特集をチェック!

powered by U-NEXT

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画評論

フォトギャラリー

映画レビュー

並び替え

ニコ

3.0ジャーナリズムと倫理観

2025年2月22日

スマートフォンから投稿

鑑賞方法:映画館

ジャーナリズムと倫理観。
きっとテレビの報道はこの二つを背負いながら真実を追い求める。しかしながら現実は視聴率という数字に支配されている。50年以上前からそれはきっと変わらない。ミュンヘンオリンピックでのテロ事件の話しだが、日本でも同様に浅間山荘事件、別の案件ではあるが大阪三菱銀行人質事件など、きっと報道する側はジャーナリズムと倫理観を持ちつつも現実的には数字が支配する。
この作品を観て感じたのは事件を報道する側のドキュメントは類似作品があるが、観る側の心理や倫理観を描いた作品はあまりない事に気づいた
モラルが問われる現代だからそんな作品をいつか観てみたいと感じた。

マコト

3.5ものすごい緊張感に身体が固まり、いい意味でどっと疲れた

2025年2月22日

Androidアプリから投稿

鑑賞方法:映画館

映像が当時を再現したようにめちゃくちゃレトロだから作品から受けるイメージがとてもリアル、キャスティングも知らない役者さんばかりだからドキュメンタリー作品を観ている様で最高の緊迫感を味わえます

本作は事件を外から観ている視点なので実際の顛末は描かれておらず少々フラストレーションを感じたので、このまま続けて久々にスティーヴン・スピルバーグ監督の『ミュンヘン』(2005)を観たくなりました

報道の現場の描き方は『ネットワーク』(1976)を想起させる重厚感でこれもまた◎

報道、テロリズムの歴史の一幕を世に残す見応えのある重要作でした

Jett

jiemom