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知名グスク | グスクへの道標

●南城市知念の知名埼丘陵に築かれたと言うグスクですが、戦後の砕石で丘陵は大きく変貌したと いわれ、グスクそのものが残っているのかどうかも分からないグスクです。現在では、残っている丘陵部に 入ることさえ叶わない状態になっています。
伝承では、、知名地頭「内間大親」の住居があった所と伝わります。又、グスクの北側海岸に、久高島参詣 時に水を補給し、安全を祈願した「東御廻り」の拝所の一つ「テダ御川」があります。

知名グスク一帯の空中写真

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「沖縄県公文書館所蔵資料」の中の1947年1月29日に撮影された、知名グスク一帯の空中写真です。現在、「沖縄県公文書館所蔵資料」の写真が公開されています。終戦直後の沖縄が見えます。覗いて見てはいかがでしょうか、懐かしい風景や見た事がない各地の空中写真がいっぱいあります。※この戦後の空中写真撮影時から現在まで、約80年に近い時が流れグスクの位置の特定が難しい所もあります。位置ずれが考えられますがご容赦ください。

知名グスク付近の空中写真

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1947年1月29日に撮影された知名グスク付近の拡大写真です。

案内地図

写真1

海野集落を過ぎると左手に知名グスクのある知名御山があります。その麓の国道沿いに駐車場があり、その先を左折してグスクの丘陵下に出ますがグスクへの入口は見つけきれませんでした。

写真2

テダ御川への道よりグスクの丘陵を見ました。丘陵の周りは踏み入れない程、草や雑木に覆われています。

テダ御川

写真3

東御巡りの一つとして、海沿いの駐車場からの道路も整備されています。左手の丘陵には知名岬の灯台もあります。

テダ御川

写真4

東御巡りの一つ「テダ御川」。

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安座真グスクの入口付近より撮影した、知名グスクの遠望。