屋良座森グスク | グスクへの道標
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撮影:今は無き屋良座森グスクの跡を望む
屋良座森グスク
(ヤラザムイグスク、南砲台)
所在地:那覇港入口南岸
★グスクの概要
・史跡指定:ナシ
・築城者:第2尚氏「尚清王」
・築城形式:?
・標高:?
・面積:約40m×25m
●この屋良座森グスクの記録はハッキリ残っており、第二尚氏「尚清王」が国防のため、屋良座森 の外側海岸に築城を命じ、築かれたグスクです。北側の三重グスクが北砲台と呼ばれるのに対し、南砲台と 呼ばれたそうです。今は残存しませんが、絵図や記録から、そして鎌倉芳太郎氏の写真集からも在りし日の 姿を偲ぶ事が出来ます。※「沖縄県公文書館所蔵資料」の空中写真で那覇軍港の屋良座森グスクが軍港拡張工事で取り壊されるまでを追ってみました。
1945年の那覇港一帯の空中写真
「沖縄県公文書館所蔵資料」の中の1945年12月10日に撮影された、那覇港一帯の空中写真です。これから軍港拡張工事で屋良座森グスクが消えるまでを空中写真で追って見ます。
1947年1月29日の那覇港一帯の空中写真
「沖縄県公文書館所蔵資料」の中の1947年1月29日に撮影された、屋良座森グスク一帯の空中写真です。浚渫工事もほぼ終わっています。屋良座森グスクもまだ残っています。
屋良座森グスクの空中写真
1947年1月29日に撮影された米軍による屋良座森グスクの拡張工事の拡大写真です。この写真を見る限り屋良座森グスクも残して工事が終わりそうに見えますが、3年後の1950年にグスクは取り壊されたそうです。
1959年7月30日の那覇港一帯の空中写真
「沖縄県公文書館所蔵資料」の中の1959年7月30日に撮影された、屋良座森グスク一帯の空中写真です。屋良座森グスクが取り壊されてから9年後の写真になります。
屋良座森グスクの空中写真
1959年7月30日に撮影された米軍による屋良座森グス一帯の拡大写真です。※この写真を追っていくと土手道は残っていそうで、グスク本体も根こそぎ取り壊されたようには思われませんが(素人考え)・・・・。
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