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【阪神9R・野路菊S】マイラプソディ2連勝で来春クラシックに名乗り 武豊騎手「来年が楽しみ」 - スポーツ報知

  • ️報知新聞社
  • ️Sat Sep 14 2019

 9月14日の阪神9R・野路菊S(芝1800メートル=5頭立て)は、単勝1・1倍と断然の支持を集めたマイラプソディ(牡、父ハーツクライ=栗東・友道康夫厩舎)が直線で悠々抜け出して2着に5馬身差の圧勝。無傷2連勝を飾り、来春のクラシックに名乗りを上げた。勝ち時計は1分47秒4。

 少頭数でもあり、道中は無理をせずに後方2番手でゆったり進めた。抜群の手応えで外から進出すると、直線入り口では先頭に並びかける勢い。そのまま余裕をもって追い出してラスト200メートル付近で抜け出すと、そこから一発振るったステッキにグンと加速して一気に突き放した。武豊騎手は「スタートは相変わらず遅かったけど、道中の走りが良くて余裕をもって追い出しました。きれいに反応してくれましたね。レース内容に不満はないです。早めに先頭に立ったので、しっかり走らせる意味でステッキを使いました。ラストまでしっかりと伸びてくれました。デビュー2戦目までは、いい方向にいってくれています。来年が楽しみです」と称賛。母が米G1・ラブレアSを制したテディーズプロミスという一流の血統背景を持つ良血の将来性に、期待を込めた。

 友道康夫調教師は「新馬の時もそうだったけど、落ち着きがあってオンとオフの切り替えがしっかりできる馬。1回使って、素軽さも出てきましたね。それでも、まだ緩いところがあるなかでの勝利。ここまでは順調に来てくれています。来年を見据えて、ここで賞金も加算できたので、使いたいところを使えますね。これからオーナー、ジョッキーと相談して今後を考えますが、次は重賞になると思います。1800~2000メートルくらいで。暑い時期なので、一度放牧に出すと思います」と先を見据えた。

 2着には2番人気のグランスピード(福永祐一騎手)が入り、3着は兵庫競馬所属で4番人気のエキサイター(吉村智洋騎手)だった。