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ウェスタ - Wikipedia

曖昧さ回避 この項目では、ローマ神話の女神について説明しています。小惑星については「ベスタ (小惑星)」を、芸能事務所については「ウェスタ (企業)」をご覧ください。

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(2021年4月)

ローマ神話
主な原典
アエネーイス - 変身物語
ディー・コンセンテス
オリュンポス十二神相当)
ユーピテル - ユーノー
ミネルウァ - アポロー
ウェヌス - マールス
ディアーナ - ケレース
ウゥルカーヌス - メルクリウス
ネプトゥーヌス - ウェスタ
バックス
その他の神々
ユースティティア - クピードー
ウラヌス - サートゥルヌス
アウローラ - プルートー
ヤーヌス - フォルトゥーナ
主な神殿・史跡
パンテオン
ウェヌスとローマ神殿
ウェスタ神殿
サートゥルヌス神殿
メゾン・カレ

ウェスタVesta)は、ローマ神話に登場する家庭家族を司る処女女神である。処女神とされ、のちにギリシア神話ヘスティアーと同一視された。俗ラテン語英語などでの発音はヴェスタベスタ)。

神体

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フォルム・ロマヌムウェスタ神殿の神体はであるとの俗説もあったが、詩人オウィディウスが、ウェスタの神体は物ではなく燃え続けるであることを記している。

ウェスタの巫女

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→詳細は「ウェスタの処女」を参照

古代ローマでは国は大規模な家族と考えられたため、国家体制の鎮護神としてウェスタ崇拝も行われた。

ウェスタ神官 (vestalis) は貴族階級の少女より選ばれ、神官たる間は処女が義務付けられ、この規律を犯したものには生き埋めによる死罪が課せられた。伝説によるローマの建国者ロームルスの母レア・シルウィア(名前には複数の説あり)もウェスタ神官であったとされる。

このウェスタ神官長 (vestalis maxima) はローマで最も権威を持った聖職者で、劇場などでも女性でありながら最上級の席が割り当てられた。

影響

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小惑星ベスタはウェスタにちなんで名付けられた。

関連項目

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ウィキメディア・コモンズには、ウェスタに関連するカテゴリがあります。

神々
オリュンポス十二神相当
その他の神々
男神
女神
人物
出来事
関連項目