セーヌ=マリティーム県 - Wikipedia
セーヌ=マリティーム県
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セーヌ=マリティーム県 Seine-Maritime | |
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セーヌ=マリティーム県章 | |
位置 | |
概要 | |
県番号 | 76 |
地域圏 | ノルマンディー |
県庁所在地 | ルーアン |
郡庁所在地 |
ディエップ ル・アーヴル |
郡 | 3 |
小郡 | 69 |
コミューン | 745 |
県議会議長 |
パスカル・マルタン |
統計 | |
人口 国内12位 |
(2011年) 1,251,282人 |
人口密度 | 199人/km2 |
面積¹ | 6,278 km2 |
¹ 「French Land Register data」(1平方キロ以上の湖沼、エスチュアリー、氷河などの水面積除く。 | |
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セーヌ=マリティーム県(セーヌ=マリティームけん、Seine-Maritime)は、フランスのノルマンディー地域圏の県である。
1790年3月4日、フランス革命後の1789年12月22日の法令施行によって旧ノルマンディー州を分割してセーヌ=アンフェリウール県(下セーヌ県)(Seine-Inférieure)として誕生した。1955年1月18日、現在のセーヌ=マリティーム県に改称された。
ルーアンにはカトリック教会の大司教座が、ル・アーヴルには司教座が置かれている。
セーヌ=マリティーム県は、セーヌ河口を持ちイギリス海峡に面している。ソンム県、オワーズ県、ウール県と接する。県内にはチョーク質の平野であるコー地方を抱える。
セーヌ=マリティーム県は海洋性気候であるが、海岸部と内陸部とでは気温が違う。冬期の気温は、県東部より海岸部が温暖である。夏期には反対に海岸部が涼しい。標高の高いブレー地方では、冬期に降雪を記録することが知られている。
南西風または西風が主流である。秋と冬にはこれらの風が嵐をもたらす。県全体として年間降雨量が多い。
1968年 | 1975年 | 1982年 | 1990年 | 1999年 | 2006年 | 2007年 |
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1,113,977 | 1,172,743 | 1,193,039 | 1,223,429 | 1,239,138 | 1,243,830 | 1,244,602 |
出典: SPLAF[1]、2006年および2007年INSEE[2][3]
第三次産業が7割を占める。セーヌ川谷工業地帯を持ち、ルーアン、ル・アーヴル(フランス第一位のコンテナ港)、リールボンヌが代表的な工業都市である。石油精製所の他、自動車産業が盛ん。パンリーとパリュエルの2箇所に原子力発電所がある。
- ブールヴィル(俳優)