タイにおける2019年コロナウイルス感染症の流行状況 - Wikipedia

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タイにおける新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の流行状況

県別の確定症例数（適宜更新）:   1–9人   10–99人   100–499人   500–999人   1,000-9,999人   10,000人以上
疾病	新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)
ウイルス株	SARSコロナウイルス2 (SARS-CoV-2)
最初の発生	中華人民共和国湖北省武漢市
場所	タイ
初発症例	スワンナプーム空港
出現した日付	2020年1月13日 - 進行中
確定症例数	1,476,477人
回復者数	1,330,019人
死者数	15,363人
外部リンク	ddc.moph.go.th/viralpneumonia/eng

タイにおける2019年コロナウイルス感染症の流行状況（タイにおける2019ねんコロナウイルスかんせんしょうのりゅうこうじょうきょう）では、タイにおける新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の流行状況について述べる。

タイ国内の新型コロナウイルス感染確認事例数^[1]
2020年12月27日時点、国籍を問わず

県	感染	死亡
合計（全体）	4,683	60
チエンマイ県	46	1
チエンラーイ県	73
ペッチャブリー県	13
ペッチャブーン県	4
ルーイ県	6
プレー県	1
バンコク都	2,198	25
クラビー県	25
カーンチャナブリー県	9
カーラシン県	3
コーンケン県	8
チャンタブリー県	3
チャチューンサオ県	38	1
チョンブリー県	563	3
チャイヤプーム県	10
チュムポーン県	21	3
トラン県	8
ターク県	20
ナコーンナーヨック県	2
ナコーンパトム県	29
ナコーンパノム県	2
ナコーンラーチャシーマー県	25
ナコーンシータンマラート県	13	1
ナコーンサワン県	10
ノンタブリー県	206	1
ナラーティワート県	43	2
ブリーラム県	14	1
パトゥムターニー県	52	1
プラチュワップキーリーカン県	17	2
プラーチーンブリー県	11	1
パッターニー県	94	1
パンガー県	2
パヤオ県	4	1
プラナコーンシーアユッタヤー県	8	1
パッタルン県	14
ピッサヌローク県	6
プーケット県	231	3
マハーサーラカーム県	1	1
ムックダーハーン県	4
メーホンソーン県	5
ヤソートーン県	1
ヤラー県	135	2
ローイエット県	3
ラヨーン県	7
ラーチャブリー県	13
ロッブリー県	2
ラムパーン県	4
ラムプーン県	4
シーサケート県	8
サコンナコーン県	1
ソンクラー県	136
サムットプラーカーン県	301	4
サムットサーコーン県	65
サムットソンクラーム県	10
サケーオ県	10
サラブリー県	12
サトゥーン県	20
スコータイ県	3
スパンブリー県	7
スラートターニー県	20
スリン県	9	1
ノーンカーイ県	3
ノーンブワラムプー県	3
アムナートチャルーン県	2
ウドーンターニー県	11
ウッタラディット県	5
ウタイターニー県	1
ウボンラーチャターニー県	16
ピチット県	5
チャイナート県	6
アーントーン県	1
カムペーンペット県	2
シンブリー県	1
不明	14	1

2020年1月13日、タイ保健省はタイ国内での最初の感染症例を確認し発表、中国以外での最初の確認症例となった。患者は武漢市出身の61歳の女性で、1月8日にスワンナプーム空港で入国する時に高熱と診断されたため現地で入院し、新型コロナウイルスの陽性反応が検出された。現地で状態が回復したため、まもなく中国に戻れると見られる^[2]。女性は武漢市内の伝統市場に行ったことがあるが、感染の中心地とされる華南海鮮卸売市場に行ったことがない^[3]。

1月17日、1人の感染が確認された。患者は74歳の女性で、1人目と同じく武漢市出身である。入国時に発熱があったため発覚した^[4]。

1月22日、ナコーンパトム県でタイ人の女性の感染が確認された^[5]。

1月24日、33歳の中国人女性観光客の感染が確認^[6]。

1月25日、2人の感染が確認された^[7]。

1月26日、タイの保健当局は8人の感染と5人の退院を発表した^[8]。

1月28日、新たに6人の感染が確認され、うち5人は湖北省から、1人は重慶市より来訪^[9]。

1月31日、新たに5人の感染が確認され、うち1人は中国を訪れたことのないタクシー運転手である^[10]。

2月4日、新たに6人の感染が確認され、うち2人は中国人観光客、2人は現地の運転手、2人はタイ人の夫婦で最近に日本に旅行に行ったという^[11]。

2月8日、新たに7人の感染が確認された^[12]。

2月11日、新たに1人の感染が確認された^[13]。

2月15日、新たに1人の感染が確認された^[14]。

2月17日、新たに中国人女性1人の感染が確認され、これにより彼女の家族9人全員の感染が確認された^[15]。

2月25日、新たに主婦1人とタクシー運転手1人の感染が確認された^[16]。

2月26日、新たに8歳の子供を含む3人の感染が確認され、うち2人は北海道を訪れたことがあるが、受診の時に言わなかったため批判された^[17]。

2月28日、スクム・カンチャナピマーイ保健大臣は25歳男性1人の感染を公表した。当該患者は最近に韓国から帰国したツアーガイドで、24日に感染が検出された^[18]。

2月29日、新たに21歳セールズマンの感染が確認された^[19]。

3月1日、デング熱も罹患している35歳のタイ人男性が死亡^[20]。

3月2日、感染者1人の同僚である22歳タイ人女性の感染が確認された^[21]。

3月5日、1日にイタリアから入国した29歳のイタリア人男性会社員、チョンブリー県でイタリア訪問歴のある42歳タイ人男性、1日にイランから入国した22歳中国人男性、2月27日にイランから帰国した20歳タイ人男性の感染が確認された^[22]。

3月6日、2月29日にロンドンから香港経由で入国した43歳男性管理職の感染が確認された^[23]。

3月7日、イタリアから帰国した40代男性2人の感染が確認された^[24]。同日、韓国から帰国したタイ人労働者約200人がサッタヒープの海軍基地へ移送され、そこで経過観察する予定である^[25]。

3月10日、イタリアから帰国した40代夫婦と国内接触者である41歳女性の感染が確認された^[26]。

3月11日、スワンナプーム空港の21歳男性入国管理官と40歳男性警察官、25歳男性会社員、韓国から帰国した27歳女性、日本から帰国した40歳男性（帰国直前に骨折したため、日本の病院に1日だけ入院）、バンコクのレストランオーナーである36歳シンガポール人男性の感染が確認された^[27]。

3月12日、香港からの旅行者と共にトンローを訪れていた11人の感染が確認された^[28]。

3月13日、韓国から帰国した3人を含む5人の感染が確認された^[29]。

3月14日、俳優でムエタイボクサーのマシュー・ディーン、感染者と接触した63歳女性、日本を訪れた57歳女性、30歳女性、33歳日本人男性と4歳子供の一家4人、日本を訪れた20歳女性の感染が確認された^[30]。

3月15日、同月6日にルンピニー・スタジアムで開催されたムエタイ試合に関わった9人、香港からの感染者と接触した3人、バンコク中心部のナイトクラブを訪れた5人、スワンナプーム国際空港の入国管理官3人、レストランのオーナーと接触した2人など、合計32人の感染が確認された^[31]。

3月16日、国内接触者16人を含む33人の感染が確認された^[32]。

3月17日、外国人3人を含む30人の感染が確認された^[33]。

3月18日、スポーツ試合を観戦した13人、バンコクのエンターテイメント会場を訪れていた4人、国内接触者12人、カンボジアから入国した1人など、合計35人の感染が確認された^[34]。

3月19日、国内接触者43人を含む60人の感染が確認された^[35]。

3月20日、国内接触者41人を含む50人の感染が確認された^[36]。

3月21日、ルンピニー・スタジアムでムエタイ試合を観戦していた32人、深南部のパッターニー県、ナラーティワート県、ヤラー県でマレーシアのモスクを訪れた6人など、89人の感染が確認された^[37]。

3月22日、ルンピニー・スタジアムの試合を観戦した人を中心に、188人の感染が確認された^[38]。

3月23日、国内接触者26人や国外入国者4人など、122人の感染が確認された^[39]。

12月20日、サムットサコン県の鮮魚市場で外国人労働者を中心とするクラスターが発生し、576人の感染が確認された^[40]。

中国からの乗客の検査は、2020年1月3日に開始し、スワンナプーム空港、ドンムアン空港、プーケット国際空港、チェンマイ国際空港、クラビ国際空港で行われている。このほかに、チェンライ国際空港では1月24日に開始された。疑われる症例の数は、他の一般的な呼吸器疾患を伴っていることが判明している^[41][42][43]。

2月11日、ホーランド・アメリカラインが運営するウェスターダムは、レムチャバン港に停泊する許可を国の海洋局から拒否された^[44]。船は以前に同様の理由でフィリピン、日本、韓国、グアムへの入国を拒否された^[45]。

2月13日、2隻のクルーズ船、シーボーン・オベーションがプーケット深海港に停泊し、クアンタム・オブ・ザ・シーズがプーケットのパトンビーチの桟橋に停泊した。ウェスターダムとは異なり、2隻の船は両方とも最初にタイでの停船を計画しており、その後シンガポールに向けて出航するため許可された。搭乗中の乗客は、陸上への立ち入りが許可される前に、公衆衛生当局によって検査された^[46][47]。

2月18日、保健当局はCOVID-19の検査を延長し、日本とシンガポールからの訪問者を対象にした。これらの国からの乗客は、中国本土からのフライトの乗客と同じ方法で扱われた。保健省はまた、感染の急増に備えてCOVID-19に対する対策をレベル3に引き上げた。すべての州には、COVID-19をテストできる病院が少なくとも1つ必要である。医学部は現在、5分で結果を出すウイルステストキットを開発している。これは2か月以内に利用可能になる予定である^[48]。

2月21日、公衆衛生省は新しい検査基準を発表し、香港、マカオ、韓国、台湾からの訪問者に対する検査を行った。未知の原因により肺炎を発症し、バンコク、チェンマイ、チェンライ、チョンブリ、クラビ、プーケット、プラチュワップ キーリー カン、サムットプラカーンなどの中国人観光客に人気のある8つの州に住んでいる人々は、COVID-19の疑いがあると見なされた^[49]。

2020年3月22日の時点で、公衆衛生省は以下の2つのタイプを定義している。

感染症が流行しているエリア

CAATは、以下の国からの旅行者に、タイへのフライトに搭乗する前、入国チェックポイントを入力するか、旅行が許可されない場合、タイに到着した後、診断書を提示するよう要請している。また、旅行者は例外なく、14日間政府が管理する場所で検疫を行う必要がある。

国内感染が継続しているエリア

バンコク・エアウェイズは、幹部の給与を削減し、フライト数を減らし、一部の航路をキャンセルする計画を発表した。景気後退とCOVID-19の発生により、スタッフは2020年3月1日から10-30日間無給休暇を取る^[50]。

タイ国際航空は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響で運航が激減したために経営危機に陥り、タイ政府に対し救済案を要求したが、2020年5月19日、救済案を断念し、経営破綻した^[51]。

2020年2月29日、第38回全国タイブックフェアと第18回バンコク国際ブックフェア、インパクト・ムアントンタニは開催を中止した^[52]。チュラロンコン大学とマヒドン大学は、その職員と学生団体の間でのCOVID-19症例の確認に続いて、カセサート大学が予防措置として同じ対応を取ったのに対して、3月16日に授業を中断し始めた^[53]。

チェンライの「THAI FIGHT」ボクシングトーナメントは、COVID-19の流行により延期された（開催時期未定）^[54]。

2020年3月1日、タイのサッカー協会は、3月7日から31日までのT1、T2、T3、およびT4におけるすべてのタイリーグプロサッカーマッチを、放送のみのイベントとして非公開で行うことを決定した^[55] 。しかし、3月4日、4月18日より前のすべての試合を延期するように変更された^[56]。

ウイルスの蔓延により2020年のロードレース世界選手権 タイグランプリは延期となる。発生が収まるまで、イベントは延期となった^[57]。

3月7日から4月5日の間に予定されていた第41回バンコク国際モーターショーは延期された。スケジュールは今後発表される^[58]。

チャネルによる公式声明によると、チャネル7ボクシングスタジアムは、放送のみのイベントとしての試合を継続する^[59]。

パタヤのテーマパークであるレジェンドサイアムは、ウイルスの蔓延中の観光客の減少のため、2020年3月3日から一時的に閉鎖される。管理者は、最終的に再開するときにすべてのスタッフを雇うことを約束した^[60]。

3月16日には、保健省は、ソンクラン休暇やお祝いは追って通知があるまで延期されることを発表した^[61]。ソンクランのイベントは、カオサン通り、コーンケン県、パタヤ、各自治体の発表によると、バンセーンビーチは開催されない^[62]。休日の日程も延期される。パンガン島ソムチャイソムウォン地区長は、ウイルスの発生のリスクをもたらす可能性のある観光客の集まりを避けるために、リンビーチでのパーティーを一時停止することを決定した。パーティーはもともと3月8日の満月の夜に予定されていた^[63]。

 韓国 – 2020年2月3日、休暇中にバンコクを訪れた韓国人女性が陽性反応を示し、国内16番目の症例として確認された^[64]。

 ドイツ – 3月4日、ケルン市政府は以前タイで休暇中だった女性を含む5人の確定例を発表した^[65]。

 オーストラリア – 3月5日、クイーンズランド州政府は、最近タイから帰国した81歳の男性が陽性反応を示し、サンシャインコースト大学病院に入院したことを確認した^[66]。

 インド – 3月6日、インドは31番目に確定した症例を報告した。患者はタイとマレーシアからの渡航歴があるインド人である^[67]。

• 在タイ日本国大使館
• 在チェンマイ日本国総領事館
• 在京タイ王国大使館
• タイ王国大阪総領事館
• タイ王国名古屋名誉総領事館
• 外務省 海外安全ホームページ - 外務省