フジテレビムービー - Wikipedia
所持会社 | フジテレビジョン |
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使用会社 | 同上 |
使用開始国 |
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主要使用国 |
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登録商標 |
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ウェブサイト | https://www.fujitv.co.jp/movie/ |
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フジテレビムービー(英: FujiTV Movies)は、フジテレビの映画製作レーベルおよびブランドの一つである。
フジテレビは、放送事業者であると同時に日本最大級の映画製作集団でもある。編成局映画事業センターが映画製作とテレビでの映画放送を行っている。2003年7月に編成部門から独立して映画事業局となったが[1]、2017年7月の組織改編で再び編成局に統合。2024年7月の組織改編では、編成総局ドラマ・映画制作センターに再編された。
フジテレビが制作した『子猫物語』(日本1986年公開、北米1989年公開)は、全米の累計興行収入が約1,329万ドルを記録し、『ゴジラ-1.0』(日本2023年11月3日公開、北米2023年12月1日)の約1,436万ドルに抜かれるまで、34年間にわたり邦画実写作品の全米興収記録第一位の座にあった[2]。
『踊る大捜査線』をはじめとして高い興行収入が見込める作品は、通常の番組への映画キャストの出演や関連特集番組の放送など、通常の番組を徹底して映画の宣伝に利用し、ドラマの視聴者を映画館に誘導して高い興行収入に結びつけるビジネスモデルを開拓。2000年代に多くのテレビ局映画を産む契機ともなった。
アニメ映画では、株式会社GDH(アニメーション制作会社であるGONZOの持株会社)の株を第三者割当により10%取得して資本関係を結び、アニメ映画の共同製作(第一作は宮部みゆき原作、2006年夏公開の『ブレイブ・ストーリー』)を公開した。また、『攻殻機動隊』シリーズで知られるアニメーションおよびCG制作スタジオProduction I.Gと共同で、有限責任事業組合フジ・IG・ラボ・フォー・ムービーズ(現・株式会社FILM)を設立。同組合専用のデジタルスタジオ「FIX STUDIO」を立ち上げ、同スタジオと米国の音楽制作プロダクションスカイウォーカー・サウンドのスタジオ間に専用の大容量ネットワーク回線「スカイ・リンク」を敷設し、日米で同時並行作業が可能な体制を整えた。
また、フジテレビは2012年9月5日にイルミネーションとの国際的戦略提携の締結の一環として『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』以降のフジテレビ製作作品より映画冒頭に当レーベルのオープニング映像が挿入されている[3]。
なお、2008年4月よりフジテレビ製作の映画はWOWOWが先行放映している。
以下の作品は製作委員会への製作参加を含めて記述するものとする。製作映画の一覧についてはCategory:フジテレビ製作の映画も参照のこと。
- 東映アニメーション制作作品
- Dr.SLUMP Dr.マシリト アバレちゃん
- 劇場版 金色のガッシュベル!!
- ゲゲゲの鬼太郎シリーズ作品(アニメシリーズは第7作『大海獣』から第10作『日本爆裂!!』まで宣伝協力、実写映画2作は製作参加にそれぞれ関与)
- ドラゴンボールシリーズ作品(『最強への道』までは宣伝協力、『神と神』以降参加)
- ONE PIECE / ONE PIECE FILM
- イルミネーション単独制作作品 / 任天堂共同制作作品
- その他のアニメ・ドラマ
1969年
1971年
- 暁の挑戦
1977年
1982年
1983年
- フジサンケイグループの総力を挙げた宣伝とメディアミックスが行われた。フジテレビの番組に俳優や犬が次々と出演、バラエティ番組で連日取り上げるなど、フジテレビとニッポン放送で大々的なキャンペーンが行われ、公共の電波の私物化であるとの批判も起こった[6]。
1984年
1985年
1986年
1987年
1988年
1989年
1990年
1991年
1992年
1993年
1994年
1995年
1996年
1997年
1998年
1999年
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
- 華鬼
- 誰も守ってくれない
- ヘブンズ・ドア
- ホノカアボーイ
- BABY BABY BABY! -ベイビィ ベイビィ ベイビィ-
- アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン
- 劒岳 点の記
- アマルフィ 女神の報酬
- ホッタラケの島 〜遥と魔法の鏡〜
- TAJOMARU
- ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜
- サイドウェイズ
- SOUL RED 松田優作
- 曲がれ!スプーン
- 東のエデン 劇場版I The King of Eden
2010年
- 矢島美容室 THE MOVIE 〜夢をつかまネバダ〜
- 座頭市 THE LAST
- サヨナライツカ
- シュアリー・サムデイ
- 東のエデン 劇場版II Paradise Lost
- LIAR GAME ザ・ファイナルステージ
- クロサワ映画
- SP THE MOTION PICTURE
- ノルウェイの森
2011年
- 豆富小僧
- 僕と妻の1778の物語
- プリンセス・トヨトミ
- アンダルシア 女神の報復
- ロック 〜わんこの島〜
- 私たちの時代
- アンフェア the answer
- UN-GO episode:0 因果論
- クロサワ映画2011〜笑いにできない恋がある〜
2012年
2013年
- ストロベリーナイト
- 遺体 明日への十日間
- 桜、ふたたびの加奈子
- 中学生円山
- 映画 謎解きはディナーのあとで
- 劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
- そして父になる
- カノジョは嘘を愛しすぎてる
2014年
2015年
2016年
2017年
2018年
2019年
- マスカレード・ホテル
- バースデー・ワンダーランド
- きみと、波にのれたら
- 甲鉄城のカバネリ~海門決戦~
- 空の青さを知る人よ
- 冴えない彼女の育てかた Fine
- 真実
- マチネの終わりに
- 地獄少女
- 午前0時、キスしに来てよ
2020年
2021年
2022年
- ぼけますから、よろしくお願いします。〜おかえりお母さん〜
- 劇場版ラジエーションハウス
- バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版
- ベイビー・ブローカー
- Dr.コトー診療所
2023年
2024年
2025年
- ^ “フジテレビ採用・映画事業局”. 2004年2月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2005年2月19日閲覧。
- ^ “ゴジラ、邦画の全米興収歴代1位に 実写で34年ぶり―「子猫物語」抜く”. 株式会社時事通信社. 2024年9月26日閲覧。
- ^ a b フジテレビと米国アニメ制作会社 イルミネーション・エンターテインメント社が国際的戦略提携,2012年9月5日,フジテレビジョン
- ^ “フジTV 米国の新鋭アニメーション会社イルミネーションと戦略的提携”. アニメ!アニメ!. IID (2012年9月11日). 2022年8月8日閲覧。
- ^ “THE SUPER MARIO BROS. MOVIE - フジテレビ”. フジテレビムービー. フジテレビジョン. 2023年5月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月26日閲覧。
- ^ ザテレビジョン編『2000年のテレビジョン 放送メディア大激変のシナリオ』角川書店、1993年、p.20