1月29日東京ダート1600mの3歳1勝クラスで始動し3着。4月23日東京ダート1600mの3歳1勝クラスでは後方待機からしぶとく脚を伸ばして2勝目をマークする。5月の青竜ステークスと6月のGIIIユニコーンステークスでは共に4着に敗れて休養に入る。秋に入り、10月29日東京ダート1400mの3歳上2勝クラスでは中団やや後ろから直線で差し切り3勝目を挙げる。シャングリラステークス4着を挟んで、12月の北総ステークスでは2番手追走から早めに抜け出すと後続に4馬身差をつけ快勝しオープンクラスに昇級した。

3歳以上2勝クラス出走時

3月5日の総武ステークスから始動し2着に敗れると、その後は精彩を欠いたが、12月の師走ステークス（L）では中団から鋭く脚を伸ばし2着と久々の好走となった。

ペルセウスステークスパドック

1月7日のポルックスステークスから始動。中団後方追走から直線半ばで抜け出すと最後はキタノリューオーに1馬身1/4差つけオープン初勝利を挙げると^[2]、3月24日に行われたマーチステークスでは中団で脚を溜めると最後の直線で逃げ粘るミトノオーを差し切り重賞初制覇を果たした^[3]。しかし、レースの1ヶ月後に左第3中手骨々折が判明し、休養入り。

以下の内容は、JBISサーチ^[4]およびnetkeiba.com^[5]に基づく。

競走日	競馬場	競走名	格	距離（馬場）	頭数	枠番	馬番	オッズ（人気）	着順	タイム（上り3F）	着差	騎手	斤量 [kg]	1着馬（2着馬）	馬体重 [kg]
2021.10.30	東京	2歳新馬		ダ1400m（良）	16	5	10	11.0（6人）	1着	1:26.0（36.6）	-0.1	三浦皇成	55	（シラキヌ）	468
11.13	東京	オキザリス賞	1勝	ダ1400m（稍）	16	1	2	12.8（4人）	3着	1:24.3（35.6）	0.9	三浦皇成	55	ドライスタウト	470
2022.1.29	東京	3歳1勝クラス		ダ1600m（良）	16	8	16	3.2（2人）	3着	1:37.6（37.2）	0.7	藤岡佑介	56	リッキーマジック	480
4.23	東京	3歳1勝クラス		ダ1600m（稍）	16	8	16	3.0（1人）	1着	1:35.7（35.6）	-0.3	大野拓弥	56	（リンクスルーファス）	478
5.15	東京	青竜S	OP	ダ1600m（稍）	13	5	7	5.9（4人）	4着	1:35.7（34.9）	0.2	三浦皇成	56	ハセドン	476
6.19	東京	ユニコーンS	GIII	ダ1600m（良）	15	6	11	14.8（6人）	4着	1:35.3（35.4）	0.1	三浦皇成	56	ペイシャエス	476
10.29	東京	3歳上2勝クラス		ダ1400m（良）	16	2	4	1.7（1人）	1着	1:24.3（35.6）	-0.1	三浦皇成	55	（フォーヴィスム）	484
11.26	東京	シャングリラS	3勝	ダ1400m（稍）	14	8	13	2.5（2人）	4着	1:23.6（34.8）	0.4	三浦皇成	56	ロードシュトローム	486
12.18	中山	北総S	3勝	ダ1800m（稍）	13	4	5	3.4（1人）	1着	1:52.7（37.2）	-0.7	三浦皇成	56	（オンザライン）	486
2023.3.5	中山	総武S	OP	ダ1800m（良）	16	5	9	2.6（1人）	2着	1:53.7（37.0）	0.1	三浦皇成	57	ホウオウルバン	486
3.26	中山	マーチS	GIII	ダ1800m（不）	16	5	10	8.5（3人）	16着	1:53.8（39.2）	2.4	菅原明良	56	ハヤブサナンデクン	490
4.22	東京	オアシスS	L	ダ1600m（良）	16	3	5	10.8（5人）	10着	1:37.0（37.5）	0.7	菅原明良	57	コンシリエーレ	490
9.17	中山	ラジオ日本賞	OP	ダ1800m（良）	16	7	13	13.1（5人）	6着	1:53.0（38.8）	0.8	菅原明良	57	ウィリアムバローズ	494
10.9	東京	グリーンチャンネルC	L	ダ1600m（不）	16	7	13	37.2（8人）	6着	1:35.3（37.2）	1.0	大野拓弥	57	オメガギネス	494
10.29	東京	ペルセウスS	OP	ダ1400m（良）	13	4	5	4.1（2人）	8着	1:24.2（35.9）	0.6	三浦皇成	56	ヘリオス	496
11.11	東京	武蔵野S	GIII	ダ1600m（良）	16	7	14	81.6（11人）	7着	1:36.1（36.4）	0.9	三浦皇成	57	ドライスタウト	498
12.10	中山	師走S	L	ダ1800m（良）	14	1	1	15.6（3人）	2着	1:52.1（36.9）	0.1	菅原明良	56	キタノリューオー	500
2024.1.7	中山	ポルックスS	OP	ダ1800m（良）	16	7	14	5.9（4人）	1着	1:59.9（37.4）	-0.2	大野拓弥	57	（キタノリューオー）	504
3.24	中山	マーチS	GIII	ダ1800m（良）	14	1	1	11.4（7人）	1着	1:50.7（36.2）	-0.1	斎藤新	57	（ミトノオー）	504

競走成績は2024年3月24日現在

ヴァルツァーシャルの血統	（血統表の出典）^{[§ 1]}
父系	ミスタープロスペクター系	^{[§ 2]}
父 *マクフィ 2007 鹿毛	父の父 Dubawi 2002 鹿毛	Dubai Millennium	Seeking the Gold
Colorado Dancer
Zomaradah	Deploy
Jawaher
父の母 Dhelaal 2002 鹿毛	Green Desert	Danzig
Foreign Courier
Irish Valley	Irish River
Green Valley
母バイカターキン 2013 鹿毛	母の父 *エンパイアメーカー 2000 黒鹿毛	Unbridled	Fappiano
Gana Facil
Toussaud	El Gran Senor
Image of Reality
母の母アブラシオ 2005 鹿毛	*グラスワンダー	Silver Hawk
Ameriflora
ジュウジホウセキ	マルゼンスキー
ジユウジターキン
母系(F-No.)	(FN:13-c)	^{[§ 3]}
5代内の近親交配	Danzig：S4×M5、Mr. Prospector：S5×M5、Northern Dancer：S5×M5	^{[§ 4]}
出典	^ ^[6]^[7] ^ ^[7] ^ ^[6]^[7] ^ ^[6]

5代母シャダイターキンは1969年優駿牝馬勝ち馬。その子孫にレッツゴーターキン（天皇賞（秋）ほか）、ディアジーナ（クイーンカップほか）がいる。
そのほかの近親はミスヤマト#主要なファミリーラインを参照。

^ 【東京6R新馬戦結果】マクフィ産駒ヴァルツァーシャルが2頭の競り合いを制してVnetkeiba.com、2021年10月30日配信・閲覧
^ ヴァルツァーシャル、オープン初勝利　大野騎手、勝ちっぷりに「幅が広がった」／ポルックスＳ日刊スポーツ、2024年1月8日配信・閲覧
^ 【マーチＳ】７番人気ヴァルツァーシャルが鮮やかに差し切り重賞初Ｖサンケイスポーツ、2024年3月24日配信・閲覧
^ “ヴァルツァーシャル競走成績”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2024年3月25日閲覧。
^ “ヴァルツァーシャルの競走成績”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd.. 2024年3月25日閲覧。
^ ^a ^b ^c “血統情報：5代血統表｜ヴァルツァーシャル”. JBISサーチ. 日本軽種馬協会. 2024年3月24日閲覧。
^ ^a ^b ^c “ヴァルツァーシャルの血統表｜競走馬データ”. netkeiba.com. ネットドリーマーズ. 2024年3月24日閲覧。

競走馬成績と情報 netkeiba、スポーツナビ、JBISサーチ