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中村公治 - Wikipedia

  • ️Wed May 06 1981

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中村 公治

2009年4月2日

基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 兵庫県明石市
生年月日 1981年5月6日(43歳)
身長
体重
185 cm
83 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 外野手
プロ入り 2003年 ドラフト5巡目
初出場 2004年6月12日
最終出場 2009年5月17日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

この表について

中村 公治(なかむら こうじ、1981年5月6日 - )は、兵庫県明石市出身の元プロ野球選手外野手)。右投右打。

愛称は「コーちゃん」「デビルマン」「ハム」など。

滝川第二高等学校では、福沢卓宏(元・中日)らとともに3年時に春夏連続で甲子園に出場している[1]夏の甲子園1回戦では、後に中日で同僚となる東邦高等学校朝倉健太からサヨナラ打を放っている[1]

高校卒業後は東北福祉大学に進学し、外野手に転向して主将としてチームを引っ張った。1番を打ち、4年時の全日本大学選手権では準々決勝で決勝本塁打を放つ[1]。最多盗塁2回、ベストナインに3回選出[1]

2003年プロ野球ドラフト会議において、中日ドラゴンズから5位で指名され入団した。背番号は25

2004年、就任したばかりの監督の落合博満からルーキーながら「右の4番候補」として期待され、6月中旬に一軍昇格。6月12日の対ヤクルト戦では初出場初スタメン(6番・左翼手)で初安打(二塁打)を放ち、6月16日での広島戦では延長10回表に決勝打となる2点タイムリーも放った。

2005年は二軍で打率.292、7本塁打をマークし、長打力をアピールした。

2006年も二軍で打率.283を記録している。オフに新たに入団した新井良太が背番号25を付けることになったため、56に変更した。

2007年シーズンは、6月14日の対楽天戦で、試合前に負傷したタイロン・ウッズの代わりにスタメン入り、さらに4番に抜擢され、第一打席ではタイムリーヒットを放った[2]。同年の日本シリーズでは出場資格者になった[3]

2008年は2軍で10本塁打を打つなど活躍したが、一軍での出番は一打席のみに終わった。

2009年は5月に1度だけ出場選手登録され、4試合に出場したが、その後抹消されてそのまま一軍に上がることができず、11月2日に球団から戦力外通告を受けた[4]。一度は引退を決意したものの、妻の説得を受け12球団合同トライアウトに参加。「これで駄目なら潔く引退する」と決意してトライアウトに臨んだ。しかし5打席無安打3三振という結果に終わり、他球団からのオファーはなく、結局引退することになった。

引退後は一般企業に就職する傍ら、少年硬式野球(ボーイズリーグ)の金岡ボーイズでコーチを務めている[1]

長打力のある大型外野手で、将来の主軸打者を期待されていた。50m6秒0の俊足も魅力である。

2005年以降は守備の時だけゴーグルを着用する場面も見られたが、右目の深視力(遠近感)がずれているためである。















O
P
S
2004 中日 16 46 43 4 10 2 0 0 12 2 0 1 0 0 3 0 0 9 1 .233 .283 .279 .562
2005 20 32 29 4 4 0 1 0 6 3 0 1 0 0 3 0 0 8 0 .138 .219 .207 .426
2006 4 4 4 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 2 1 .250 .250 .250 .500
2007 16 36 29 1 4 0 0 0 4 1 0 1 4 0 3 0 0 7 0 .138 .219 .138 .357
2008 1 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 .000 .000 .000 .000
2009 4 4 2 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 1 0 .000 .000 .000 .000
通算:6年 61 123 108 10 19 2 1 0 23 6 0 3 5 0 9 0 1 28 2 .176 .239 .213 .452
  • 25 (2004年 - 2005年)
  • 56 (2006年 - 2009年)
  1. ^ a b c d e 中村 公治”. 金岡ボーイズ. 2023年2月15日閲覧。
  2. ^ ウッズ腰痛欠場 竜沈黙 延長11回降雨コールド引き分け
  3. ^ 2007年度日本シリーズ 出場資格者
  4. ^ 中日がドラ1中里ら6人に戦力外通告”. 日刊スポーツ (2009年11月2日). 2023年2月15日閲覧。