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全日本トライアスロン皆生大会 - Wikipedia

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全日本トライアスロン皆生大会
開催地 日本の旗 日本鳥取県米子市皆生温泉及びその周辺
開催時期 毎年7月
距離 トライアスロン
創立 1981年
公式サイト http://www.kaike-triathlon.com/

全日本トライアスロン皆生大会(ぜんにほんトライアスロンかいけたいかい)は、毎年7月に皆生トライアスロン協会、鳥取県観光連盟、米子市観光協会の主催により鳥取県米子市皆生温泉及びその周辺で開かれるトライアスロン大会。

第1回大会は1981年8月20日に開催され、これを以って日本におけるトライアスロンの発祥としている[1]。第1回大会はスイム2.5km、バイク63.2km、ラン36.5kmで争われ53名が参加。高石ともやと下津紀代志が手を取り合って並んでゴール。そのため初代王者は2名となっている。距離は徐々に延長され、現在はハワイ・アイアンマンレースに近いスイム3km、バイク140km、ラン42.195kmで行われている[2]

2010年の第30回より3人1組でスイム・バイク・ランを分担する団体の部が設けられた[3]

2015年の第35回は過去最大の1,000人規模となり、クラブ対抗も設けられた[4][5]

  • 個人の部
    • 総合の部
    • 女子の部
  • 団体の部
    • リレーの部(スイム、バイク、ランを3人でリレー)
    • クラブ対抗の部(同一クラブの選手3人の合計タイム)
  • スイム:皆生温泉海岸→米子屋内プール裏(3km)
  • バイク:米子屋内プール→国立公園・大山山麓道路→米子屋内プール(140km)
  • ラン:米子屋内プール→境港市→どらドラパーク米子陸上競技場(42.195km)
  • 第35回大会(2015年)では、参加者がスイムの最中に意識不明となり病院に搬送されるも1時間半後に死亡する事故が起こった[6]。これを受け第36回大会(2016年)では、安全対策の強化を前提に審判・警備の増員及びコース変更を検討する[7]
  1. ^ 第36回全日本トライアスロン皆生大会”. 使える!トライアスロン大会情報サイト トライアスロンスタイル. 2016年3月23日閲覧。
  2. ^ “【人たらしの極意】“鉄人女”北川弘美を忘れてないか!走って、泳いで、こいで…”. 夕刊フジ. (2011年6月8日)
  3. ^ -日本トライアスロン発祥地の米子で開催- 山陰信販「全日本トライアスロン皆生大会」に協賛、ボランティア活動を実施』(プレスリリース)山陰信販株式会社、2014年7月22日。
  4. ^ “鳥取)鉄人1100人競う トライアスロン皆生大会”. 朝日新聞. (2015年7月20日)
  5. ^ “クラブ対抗初代王者に輝く”. 東日新聞. (2015年7月28日)
  6. ^ “水泳競技中に意識不明、男性の死亡確認 トライアスロン”. 朝日新聞. (2015年7月19日)
  7. ^ “皆生トライアスロン7月17日開催 死亡受け安全強化”. 日本海新聞. (2016年1月26日)