大和警察署 (宮城県) - Wikipedia
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都道府県警察 | 宮城県警察 |
管轄区域 | 富谷市・黒川郡大和町(学苑(2番2及び2番3)を除く)、大郷町、大衡村 |
交番数 | 2 |
駐在所数 | 8 |
所在地 |
〒981-3625 宮城県黒川郡大和町吉田字北谷地27番地の1 |
外部リンク | 大和警察署 |
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大和警察署(たいわけいさつしょ)は、宮城県警察が管轄する警察署のひとつである。1887年に吉岡警察署として発足し、1981年に改称した。
大和警察署の淵源は、1875年(明治8年)に近代警察を発足させた行政警察規則の施行により、宮城県古川に宮城県警察掛第二出張所(後の古川警察署)が置かれたときにさかのぼる。このとき黒川郡吉岡に古川出張所に属する吉成屯所が置かれた[1]。当時県内には後の警察署に相当する4出張所があり、屯所は合計10あった。翌年に配置変更があって5出張所16屯所になり、吉岡屯所は仙台の第一出張所の下、その五番屯所と称した[2]。その翌年、1877年(明治10年)に呼称の変更があり、番号をやめ、屯所を分署に改称して仙台警察署吉岡分署になった[3]。
1886年(明治19年)8月に一郡一警察署の原則が決定されると、吉岡分署は黒川郡の警察署として吉岡警察署に昇格した。署長は警部の階級を帯びるべきであったが、このときは一時に警察署が増えたため資格者が足りず、初代署長には三浦孝之を署長心得として任命した。翌年には小村直貫警部補が中新田警察署と兼務した[4]。やがて警部が署長に任じられるようになったが、県内では比較的小さな警察署であった。
- 1875年(明治8年) - 古川出張所の下に吉岡屯所が置かれた。
- 1878年(明治9年) - 第一出張所(仙台)の下の五番屯所になった。
- 1885年(明治18年) - 仙台警察署吉岡分署に改称。
- 1887年(明治20年) - 吉岡警察署に昇格。
- 1948年 - 警察法改正により、吉岡地区警察署と改称。
- 1954年 - 新警察法の施行により、吉岡警察署と改称。
- 1981年 - 大和警察署と改称。
- 2015年 - 関東東北豪雨で大和警察署が浸水被害に遭う[5]。
- 署長(警視)
- 副署長(警視)
- 警務課
- 交通課
- 生活安全課
- 刑事課
- 地域課
- 警備係
- 富谷交番
- 成田交番
- 宮床駐在所
- 鶴巣駐在所
- 落合駐在所
- 吉田駐在所
- 大衡駐在所
- 大郷駐在所
- 田布施駐在所
- 大松沢駐在所
- 佐々久「警察」、『宮城県史』第7巻、ぎょうせい、復刻版1987年。初版は宮城県史刊行会、1960年。
- 大和警察署 (神奈川県) - 漢字表記が同一の警察署。こちらの読みは『やまと』。
座標: 北緯38度26分8.7秒 東経140度53分25.6秒 / 北緯38.435750度 東経140.890444度