宮城県宮城第一高等学校 - Wikipedia
宮城県宮城第一高等学校 | |
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過去の名称 |
仙台市高等女学校 宮城県高等女学校 宮城県第一高等女学校 宮城県第一女子高等学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 |
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設立年月日 | 1897年4月12日 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 単位制 |
設置学科 |
普通科 国際探究科・理数探究科 |
学校コード |
D104211010026 ![]() |
高校コード | 04117D |
所在地 | 〒980-0871 |
宮城県仙台市青葉区八幡一丁目6-2 | |
外部リンク | https://miyaichi.myswan.ed.jp/ |
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宮城県宮城第一高等学校(みやぎけん みやぎだいいちこうとうがっこう)は、宮城県仙台市青葉区八幡一丁目にある県立高等学校である。通称は「宮一」(みやいち)あるいは「宮城一高」(みやぎいちこう)、または女子校時代の校名を取った「一女」(いちじょ)。
英語名称はMiyagi First Senior High School としている。
明治時代に高等女学校として設立されて以来、平成に至るまで女子校であったが、2008年度(平成20年度)から男女共学となり、旧称の「宮城県第一女子高等学校」から改称された。
県内唯一人工芝のグラウンドを所有する公立高等学校である。全国的にも珍しい。 2023年11月に新校舎が完成した。
女子クラス(通称:女クラ)と呼ばれる女子のみで構成されるクラスがある。 男女混合のクラスは共クラと呼ばれ、毎年度クラス替えのたびに変わる。
概要
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旧制の高等女学校以来の伝統を持ち、いわゆるナンバースクールの一員である。理数科が設置されており、2002年度(平成14年度)から4年間はスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定校となっていた。
共学化前は全国でも珍しい公立の私服女子高校であった。
全国高等学校クイズ選手権の2番目、当時女子高として初の優勝校でもある。
設置学科
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- 全日制
- 普通科
- 国際探究科・理数探究科
いわゆる二学区制(北学区・南学区)の時期、一女の理数科は宮城県内の高等学校の中では入学難易度が高く、居住地に関係なく、仙台圏はもとより宮城県全域から受験でき、定員が少ないため、毎年の入試では高倍率となっていた。
共学化について
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- 本校の男女共学化は2008年(平成20年)春に実施された。同時に単位制に変更され、「宮城県宮城第一高等学校」に改称された。共学化後の新校名については、「福島女子 → 橘」や「安積女子 → 安積黎明」など隣りの福島県の女子高での変更例を良しとせず、最小限の変更に留めた。
- 校章・校歌は、一女のものが引き続き使用されている。
- 一女の体育ジャージは緑色であった。共学化とともに、2008年度(平成20年度)入学生からスタイルが変更され、ズボンの裾が絞られていないものとなったが、色は引き続き緑色である。
沿革
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→「宮城県仙台三桜高等学校 § 沿革」も参照
- 1897年 - 仙台市高等女学校として開校。
- 1900年 - 県移管、宮城県高等女学校と改称。
- 1919年 - 宮城県第一高等女学校と改称。
- 1948年 - 学制改革により宮城県第一女子高等学校と改称。
- 1953年 - 現在地に移転。
- 1969年 - 全校新校舎に移転。
- 1973年 - 服装を自由化。
- 1997年 - 創立100周年、理数科新設。
- 2002年 - スーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定(現在は終了)。
- 2008年 - 共学化とともに単位制に移行し、校名を宮城県宮城第一高等学校に変更。
- 2023年 - 新校舎完成
アクセス
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- 仙台駅西口バスプール10番または15番のりばで、東北大学病院経由の仙台市営バスに乗車、宮城一高前または八幡一丁目バス停で下車[1]。
- 仙台市地下鉄東西線・国際センター駅より徒歩約15分(自転車約6分)[1]。
- 仙台市地下鉄南北線・北四番丁駅より徒歩約25分(自転車約10分)[1]。
部活
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他多数の同好会、愛好会あり
著名な出身者
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宮城県高等女学校
宮城県第一高等女学校
- 山本恭子 - 映画評論家
宮城県第一女子高等学校
- 松岡佑子 - ハリー・ポッターシリーズ訳者
- 渡邉惠理子 - 最高裁判所判事
- 黒田玲子 - 東京大学名誉教授、生物物理学者
- 野口晴子 - 経済学者
- 田中幹子 - 生物学者
- 若林ひとみ - ドイツ語翻訳家
- 阿部寿美代 - ノンフィクション作家
- 光丘真理 - 児童文学作家
- 松木彩 - テレビドラマのディレクター
- 菅英三子 - ソプラノ歌手
- 滝島雅子 - NHKアナウンサー
- 佐藤(旧姓・岡田)明子 - フリーアナウンサー、元仙台放送アナウンサー
- 我妻絵美 - フリーアナウンサー、元中京テレビ放送アナウンサー
- 丹野麻衣子 - フリーアナウンサー、元福島放送・北海道文化放送アナウンサー
- 八重樫葵 - 元秋田放送・福島テレビアナウンサー
- 内海安希子 - 声優
- 佐野未央子 - 漫画家
- 瀬田ハルヒ - 漫画家
- 秋元薫 - 作詞家、歌手
- 青柳嘉代 - フリーアナウンサー、元東日本放送アナウンサー
- トゥインクル - フォークデュオ
- 竹本恵 - 東京六大学野球初の日本人女性選手、新潟高校へ転校
宮城県宮城第一高等学校
行事
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- 4月 - 春季体育大会(陸上競技)
- 5月 - 三女子校定期戦(2008年より共学化を理由に廃止。旧一女、二女、三女の3校が部活ごとに行っていた。)
- 7月 - 1・2学年夏期研修旅行(東日本大震災の影響により廃止。)、歌合戦
- 9月 - 秋桜祭
- 10月 - 秋季体育大会(球技)
- 12月 - 2学年研修旅行(夏期研修旅行の廃止に伴い2012年より実施。)
脚注
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[脚注の使い方]
関連項目
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外部リンク
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