春日神社 (徳島市) - Wikipedia
春日神社 (徳島市)
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この項目では、徳島県徳島市眉山町の神社について説明しています。徳島県徳島市下助任町の神社については「春日神社 (徳島市下助任町)」をご覧ください。 |
春日神社 | |
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所在地 | 徳島県徳島市眉山町大滝山1 |
位置 | 北緯34度04分19.9秒 東経134度32分33.4秒 / 北緯34.072194度 東経134.542611度座標: 北緯34度04分19.9秒 東経134度32分33.4秒 / 北緯34.072194度 東経134.542611度 |
主祭神 | 武甕槌命、斎主命、天児屋根命、比売神 |
社格等 | 旧県社 |
創建 | 天正14年(1586年) |
本殿の様式 | 春日造 |
札所等 | 徳島市中五社 |
例祭 | 4月17日、10月17日 |
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![](https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/f/f9/Kasugasui.jpeg/250px-Kasugasui.jpeg)
春日神社(かすがじんじゃ)は、徳島県徳島市眉山町にある神社である。眉山東麓の大滝山に位置する。
武甕槌命、斎主命、天児屋根命、比売神の4柱で、奈良県の春日大社と同じ神々を祀っている。
大和国春日社領の富田庄(阿波国名東郡入田村(現徳島市入田町)一帯)に勧請された春日祠に起源を有つといい、蜂須賀家政の阿波入部に際して現在の大滝山東麓(眉山町大滝山1)に遷座されたと伝えるが(文化12年(1815年)の『阿波志』)、一説に天正14年(1586年)の家政による徳島城築城と共に、城下の鎮守として名東郡田宮村から迎えられ、同村から共に遷された勝福寺(通称春日寺)[1]を別当寺とするようになったともいう(昭和48年(1973年)の『徳島市史』)。慶長年間(16世紀末から17世紀初)に蜂須賀氏が徳島藩主となって以後、「春日大明神」と称して歴代藩主からの崇敬を受け、祭祀料として毎年供米10石が春日寺充てに寄進されたという。
明治6年(1873年)に現社名に改め、県社に列せられた。境内には眉山湧水群のひとつ春日水がある。周辺には三島神社、諏訪神社がある。
- ^ 当神社境内にあったが、明治初年に廃されたという。