栃木県道169号栗山日光線 - Wikipedia
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
一般県道 | |
---|---|
栃木県道169号栗山日光線 | |
路線延長 | 25.963 km |
制定年 | 1972年栃木県認定 |
起点 | 栃木県日光市日陰字青柳 |
終点 | 栃木県日光市松原町 |
接続する 主な道路 (記法) |
栃木県道23号川俣温泉川治線![]() |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |

栃木県道169号栗山日光線(とちぎけんどう169ごう くりやまにっこうせん)は、栃木県日光市栗山地区から日光地区に至る一般県道である。
霧降高原を南北に縦断する道は霧降高原道路ともよばれ[1]、路線の一部16.26キロメートル[要出典]は、かつては栃木県道路公社が管理する霧降高原有料道路という有料道路として供用されていたが、2006年(平成18年)9月26日から無料開放された。日光市栗山地区(旧塩谷郡栗山村)と日光市日光地区市街を結ぶ生活道路として、また観光道路として建設された[2]。
- 起点:栃木県日光市日陰字青柳(=栃木県道23号川俣温泉川治線交点)
- 終点:栃木県日光市松原町(=国道119号交点)
- 路線延長:25.963 km
- 1964年(昭和39年)4月
- 大笹林道が開通[3]。
- 1972年(昭和47年)7月4日
- 栃木県が栃木県道169号青柳日光線として認定。
- 2008年(平成20年)4月1日
- 栃木県が栃木県道169号栗山日光線に名称変更。
霧降高原道路の区間は、複合カーブが連続する山岳ワインディングロードで、もとは観光有料道路だったためルートは爽快に走れることから、ツーリングに訪れるライダーも多い[4]。
霧降高原(きりふりこうげん)有料道路は、日光市の栃木県道245号栗山今市線交点から山麓に至る[5]かつての有料道路である。1976年(昭和51年)9月26日に供用を開始[6]して栃木県道路公社が管理していたが、2006年(平成18年)9月25日をもって30年の償還期間が終了[2]し、同年9月26日より無料開放された。
有料道路時代の通行料金[7]
- 普通車:930円
- 大型車(I):1,470円
- 大型車(II):3,350円
- 軽車両等:100円
- 六方沢橋(ろっぽうざわばし)
日光連山にある女峰山の東斜面の高原地帯である霧降高原の中を走る観光道路で、高原の尾根伝いにワイディングロードが走る。高原頂部あたりにあるキスゲ平は、6月中旬から7月上旬ごろに高山植物のニッコウキスゲの花が咲き乱れる観光名所で知られる[1]。また春の新緑や、秋の紅葉の名所として知られる道路でもある[4]。六方沢橋から北部には大笹牧場があり、沿道には牧草地や白樺の林が広がる[1]。
- 栃木県道23号川俣温泉川治線:日陰
- 栃木県道245号栗山今市線:日陰 - 瀬尾で重複
- 栃木県道247号日光今市線:霧降大橋交差点
- 国道119号:松原町
- ^ a b c d 須藤英一 2013, pp. 62–63.
- ^ a b 平成18年第284回(第1号)定例会-02月28日-02号:栃木県議会議事録
- ^ 栗山村誌編さん委員会 編 1998, p. 483.
- ^ a b 中村淳一編 2018, p. 76.
- ^ 『スーパーマップル-関東道路地図』昭文社(2000年1月2版4刷)p. 171 ISBN 4-398-64121-1
- ^ “旧日光市歴史年表(昭和・平成)”. 日光市. 2012年10月27日閲覧。
- ^ “霧降高原有料道路”. 栃木県道路公社(インターネットアーカイブ2008年4月4日版)2012年10月27日閲覧。
- ^ “六方沢”. 日光旅ナビ(日光市観光協会公式サイト). 日光市観光協会. 2019年7月4日閲覧。
- 須藤英一『新・日本百名道』大泉書店、2013年。ISBN 978-4-278-04113-2。
- 中村淳一 編『日本の絶景ロード100』枻出版社、2018年4月20日。ISBN 978-4-7779-5088-1。
- 栗山村誌編さん委員会 編『栗山村誌』栗山村、1998年3月31日、501頁。 NCID BA37208498。