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桃裕行 - Wikipedia

  • ️Fri Oct 14 1910

桃裕行

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桃 裕行
人物情報
生誕 1910年10月14日
日本の旗 日本東京市四谷区
死没 2008年1月22日(97歳没)
出身校 東京帝国大学
学問
研究分野 日本史(日本古代史)
研究機関 東京帝国大学史料編纂所
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桃 裕行(もも ひろゆき、1910年10月14日[1][2] - 1986年12月25日[1][2])は、日本歴史学者東京大学名誉教授。専門は日本古代史。

出生から修学期

1910年、東京市四谷区(現・東京都新宿区)で生まれた[1][2]東京高等学校尋常科・高等科[3]を経て、東京帝国大学文学部国史学科に進んだ[4]黒板勝美の「続日本紀演習を受講したことがきっかけとなり、「上代における学制の研究」を卒業論文のテーマに選んだ[5]1933年に卒業[6]

日本古代史研究者として

卒業後は、東京帝国大学史料編纂所に勤務。1938年に史料編纂官補に昇格。1954年、東京大学史料編纂所助教授となり、1958年に同教授昇格[1][2]。1968年からは東京大学史料編纂所所長を務めた。1971年に東京大学を定年退官し、名誉教授となった[1][2]。退任後は立正大学文学部教授に就任し、1981年まで在職した[1][2]

1986年に死去。死去と同時に叙従四位

専門は日本古代史。東京大学史料編纂所に長く勤務し、『大日本史料』第2編や、大日本古記録の『御堂関白記』『小右記』の校訂・編纂に従事した。教育史、古暦の研究を進めた[1]

単著
  • 『上代学制の研究』目黒書店(畝傍史学叢書) 1947
  • 『隣邦史書に現われた日本』(日本史講座 2・古代前期) 中央公論社 1949
著作集
  1. 1巻『上代学制の研究』修訂版
  2. 2巻『上代学制論攷』
  3. 3巻『武家家訓の研究』
  4. 4巻『古記録の研究』上
  5. 5巻『古記録の研究』下
  6. 6巻『松江藩と洋学の研究』
  7. 7巻『暦法の研究』上
  8. 8巻『暦法の研究』下
編著
  • 北条重時の家訓』(天理図書館古典覆刊 2) 校訂・解説、養徳社 1947
  • 節気表:594年~1872年』私家版 1992
共編著
  • 高島正人「桃裕行先生のご逝去を悲しむ」『立正史学』第62号、立正大学史学会、1987年、1-2頁。
  • 土田直鎮「桃裕行氏の訃(学界消息)」『日本歴史』第466号、吉川弘文館、1987年、126-127頁。
  • 藤本孝一「恩師歴訪 明治生れの史家点描 桃裕行先生―文献史学の泰斗」『歴史研究』第282号、新人物往来社、1984年、14-18頁、ISSN 02875403