歌でしか言えない - Wikipedia
- ️Tue Jan 01 1991
歌でしか言えない
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『歌でしか言えない』 | |||
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中島みゆき の スタジオ・アルバム | |||
リリース |
1991年10月23日 2001年5月23日 (再発) | ||
録音 |
Burnish Stone, Sound Valley, Victor, Onkio Haus, Epicurus (Tokyo) Studio ULTIMO (Los Angeles) | ||
ジャンル | J-POP | ||
時間 | 69分45秒 | ||
レーベル |
ポニーキャニオン AARD-VARK | ||
プロデュース | 瀬尾一三、中島みゆき | ||
チャート最高順位 | |||
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中島みゆき アルバム 年表 | |||
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『歌でしか言えない』収録のシングル | |||
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『歌でしか言えない』(うたでしかいえない)は、1991年10月23日にリリースされた中島みゆきの19作目のオリジナルアルバムである。
デビュー16年目にして初めて本格的な海外でのレコーディングに臨んだアルバムで、「渚へ」と「南三条」の2曲でディーン・パークス、エイブラハム・ラボリエルらがバックを務めている。また、同時期に瀬尾がアルバムのプロデュースに携わった縁で、リタ・クーリッジが「おだやかな時代」にコーラスで参加している。それ以外の収録曲は、これまでと同じく鈴木茂など国内メンバーによる演奏となっている。
通常盤のCDの他に、APO-CD盤とカセットテープでも発売され、ライナーノーツは残間里江子と呉智英による寄稿が記載されている。なお、初回盤CDとAPO-CDのライナーノーツに掲載されていた歌詞カードには中島みゆきによる手書きの歌詞が印刷されていたが、2001年にヤマハミュージックコミュニケーションズから発売された現行盤では全て印刷された文字の歌詞カードに替わっている。
APO-CD盤には、中島本人によるお詫びの手書きメッセージが記載された赤い背景に白抜きのカードが封入されている。全文は以下の通り。
「 | マスターテープの音を より忠実に再生するために APO製CDの採用に踏みきりましたが 残念ながら未だ量産できていない材質のため 高価になってしましましたので、やむを得ず 通常CDと並行発売となりました |
」 |
—中島みゆき |
このアルバムのポニーキャニオン盤は既に廃盤となっているが、2021年現在でも、このアルバムを含んだ通販限定CDボックスは、ポニーキャニオンショッピングクラブにて販売中である[1]。
CDAPO
全作詞・作曲: 中島みゆき、全編曲: 瀬尾一三。 | ||
# | タイトル | 時間 |
---|---|---|
1. | 「C.Q.」 | 7:55 |
2. | 「おだやかな時代」 | 7:10 |
3. | 「トーキョー迷子」 | 5:08 |
4. | 「Maybe」 | 6:19 |
5. | 「渚へ」 | 6:09 |
6. | 「永久欠番」 | 6:57 |
7. | 「笑ってよエンジェル」 | 5:15 |
8. | 「た・わ・わ」 | 4:51 |
9. | 「サッポロSNOWY」 | 5:40 |
10. | 「南三条」 | 7:32 |
11. | 「炎と水」 | 6:49 |
合計時間: | 69:45 |
全作詞・作曲: 中島みゆき、全編曲: 瀬尾一三。 | ||
# | タイトル | 時間 |
---|---|---|
1. | 「C.Q.」 | 7:55 |
2. | 「おだやかな時代」 | 7:10 |
3. | 「トーキョー迷子」 | 5:08 |
4. | 「Maybe」 | 6:19 |
5. | 「渚へ」 | 6:09 |
6. | 「永久欠番」 | 6:57 |
合計時間: | 39:38 |
全作詞・作曲: 中島みゆき、全編曲: 瀬尾一三。 | ||
# | タイトル | 時間 |
---|---|---|
1. | 「笑ってよエンジェル」 | 5:15 |
2. | 「た・わ・わ」 | 4:51 |
3. | 「サッポロSNOWY」 | 5:40 |
4. | 「南三条」 | 7:32 |
5. | 「炎と水」 | 6:49 |
合計時間: | 30:07 |
- C.Q.
- おだやかな時代
- 1986年にテレビ朝日の報道番組『ニュースステーション』内のコーナー『日本の駅』のテーマソングとして書かれた曲。当初は最初の部分しか唄われておらず[注釈 1]、アルバムに収録されるに当って新たに詞が書き足された。また、譜割りも全く違っており曲調もゴスペル調ではなく、フォーク調であった。リズム・セクションは国内で録音されたもので、リタ・クーリッジが参加したコーラスはそれとは別にロサンゼルスで録音された。
- プロモーション・クリップも存在し、PV集『A Film of Nakajima Miyuki』と『THE FILM of Nakajima Miyuki』に収録された。
- トーキョー迷子
- アルバムの発表に先駆ける形で、同年の6月にシングルで発売された。アルバムに収録されているのはシングルとはドラムの打ち込みが違う別ミックス。1992年に発売されたベスト・アルバム『中島みゆき BEST SELECTION II』に収録されているのはこのヴァージョンである。
- シングルの発表に際してプロモーション・ビデオが作られ、PV集『A FILM of Nakajima Miyuki』と『THE FILM of Nakajima Miyuki』に収録されている。
- Maybe
- 渚へ
- 永久欠番
- 歌詞は東京書籍から発行された中学3年生向けの国語の教科書『新しい国語』に掲載された。
- 笑ってよエンジェル
- 1990年発売のシングル「with」のカップリングに収録されていた曲。テイクはシングルで発売されたものとは異なっている。
- た・わ・わ
- 東京スカパラダイスオーケストラが“スカパラホーンズ”名義で、ホーンセクションとして参加している。
- サッポロSNOWY
- 北海道放送製作のTBS系全国放送ドラマ『たった一度の雪 〜SAPPORO・1972年〜』(2007年)の主題歌[2]。
- 南三条
- 炎と水
- タイトルである「炎と水」は一般的なイメージとは逆に、女を“炎”、男を“水”に例えている。本作に収録されている曲はその殆どが翌1992年に行われたコンサートツアー『カーニヴァル1992』や『夜会』で演奏されたが、唯一この曲だけがこれまで一度もステージで演奏されたことが無い。
- Vocals:中島みゆき
C.Q.
おだやかな時代
トーキョー迷子
Maybe
渚へ
|
永久欠番
笑ってよエンジェル
た・わ・わ
サッポロSNOWY
南三条
炎と水
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- ^ “中島みゆき 1984~1992”. ポニーキャニオンリリース情報. 2021年3月23日閲覧。
- ^ “TVM たった一度の雪 SAPPORO・1972年 (2007)”. allcinema. 株式会社スティングレイ. 2025年2月17日閲覧。
- ヤマハミュージックコミュニケーションズによる紹介ページ