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第42回都市対抗野球大会 - Wikipedia

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第42回都市対抗野球大会（だい42かいとしたいこうやきゅうたいかい）は、1971年 7月24日から8月3日まで後楽園球場で開かれた都市対抗野球大会である。

出場チームは32チーム。うち初出場は札幌市・電電北海道のみと、実力と実績を兼ね備えた強豪がひしめく激戦の本大会となった。
2回戦の大阪市・電電近畿－大阪市・日本生命戦で、大会史上唯一となる無安打勝利試合が実現した。電電近畿は6回、エラーで出塁したランナーが暴投と捕逸で3塁に進み、スクイズで生還。結局この1点を電電近畿が守り抜き、1－0で勝利。第25回大会で両チーム合計1安打の試合があったが、無安打チームが勝ったのは初（なお、日本生命は4安打）。
打撃戦は少なく、投手戦となる試合が多い中、姫路市・新日本製鐵広畑は山中正竹・三沢淳の2本柱がうまく機能し、接戦続きのトーナメントを制して3年ぶり2度目の優勝。また小野賞は新日鐵広畑の高卒ルーキーバッテリー、三沢淳投手と中山拓郎捕手に贈られた。小野賞が個人2人に贈られるのは史上初。

札幌市・電電北海道（初出場）
室蘭市・新日本製鐵室蘭（3年ぶり10回目）
盛岡市・盛岡鉄道管理局（4年連続5回目）
仙台市・電電東北（4年ぶり4回目）
日立市・日立製作所（2年連続5回目）
和光市・本田技研（3年連続4回目）
千葉市・電電関東（3年連続5回目）
東京都・熊谷組（2年連続17回目）
東京都・電電東京（3年ぶり6回目）
東京都・リッカーミシン（2年ぶり7回目）
横浜市・日本石油（7年連続17回目）
川崎市・いすゞ自動車（3年ぶり6回目）
川崎市・三菱自動車川崎（2年ぶり2回目）
金沢市・西川物産（2年ぶり2回目）
諏訪市・三協精機（2年ぶり5回目）
浜松市・河合楽器（6年連続8回目）

浜松市・日本楽器（4年ぶり3回目）
富士市・大昭和製紙（推薦／4年連続21回目）
名古屋市・三菱名古屋（2年ぶり9回目）
大垣市・西濃運輸（6年連続8回目）
京都市・三菱自動車京都（2年連続2回目）
大阪市・日本生命（6年連続17回目）
大阪市・電電近畿（2年連続8回目）
門真市・松下電器（3年連続15回目）
神戸市・小西酒造（3年ぶり4回目）
姫路市・新日本製鐵広畑（2年ぶり8回目）
高砂市・鐘淵化学（5年連続14回目）
岡山市・クラレ岡山（6年連続13回目）
岩国市・東洋紡岩国（2年連続5回目）
松山市・丸善石油（9年ぶり6回目）
北九州市・新日本製鐵八幡（9年連続27回目）
熊本市・九州産交（2年連続2回目）

第1試合

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
電電近畿	0	0	0	1	0	1	0	0	0	2
大昭和製紙	0	0	0	0	0	0	0	0	1	1

勝：和田　敗：加藤

第2試合

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
河合楽器	0	2	0	0	0	0	1	0	3	6
日本生命	3	0	0	0	0	1	3	0	X	7

勝：利光　敗：吉田　本：鈴木（日生）、植松、岡庭（以上河合）

第3試合

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
クラレ岡山	0	0	0	0	2	2	0	0	0	4
電電関東	0	0	0	0	0	0	2	0	0	2

勝：松浦　敗：若宮　本：竹井、林田（以上岡山）、須藤（関東）

第4試合

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
盛岡鉄道管理局	0	1	0	2	1	1	0	4	0	9
九州産交	0	1	0	0	1	0	1	0	0	3

勝：堀江　敗：長嶺　本：小林（九州）、佐藤隆（盛岡）

第5試合

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
日本石油	0	0	0	6	5	0	0	0	0	11
東洋紡岩国	0	0	0	1	0	0	1	0	0	2

勝：黒沢　敗：斎藤数

第6試合

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
三菱名古屋	0	0	0	0	1	0	0	0	0	1
電電東京	0	1	0	0	0	4	0	0	X	5

勝：松浦　敗：神吉　本：尾崎、石井（以上東京）

第7試合

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
熊谷組	0	0	0	0	2	1	0	0	1	4
新日鐵八幡	0	0	0	2	0	0	0	0	0	0

勝：久保田　敗：後藤

第8試合

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
三協精機	0	0	0	1	2	0	0	0	0	3
新日鐵室蘭	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0

勝：美川　敗：財前

第9試合

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
日立製作所	0	0	0	0	5	2	0	5	0	12
西川物産	0	0	1	0	0	0	0	0	0	1

勝：渡辺　敗：山崎　本：内田（日立）

第10試合

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
電電東北	0	0	0	1	0	0	0	0	0	1
鐘淵化学	0	3	0	0	0	1	0	0	X	4

勝：井本　敗：大石　本：吉田（東北）

第11試合

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
西濃運輸	0	2	0	2	0	0	0	0	0	4
電電北海道	0	0	0	3	0	0	0	0	2x	5

勝：柳　敗：柴田

第12試合

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
日本楽器	0	0	0	0	0	0	1	1	0	2
丸善石油	2	0	0	0	0	0	0	0	2x	4

勝：久玉　敗：森永　本：河野（丸善）

第13試合

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
三菱自動車川崎	0	0	1	0	0	2	0	0	1	4
新日鐵広畑	2	0	4	2	0	0	1	0	X	9

勝：山中　敗：池田　本：白滝（広畑）、青山（川崎）

第14試合

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
小西酒造	0	0	1	0	0	0	0	0	0	1
本田技研	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0

勝：若林　敗：河本

第15試合

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
松下電器	1	0	0	0	0	0	1	0	0	2
いすゞ自動車	1	0	2	0	1	1	0	0	X	5

勝：豊田　敗：福間

第16試合

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
三菱自動車京都	0	0	1	2	4	1	0	0	0	8
リッカーミシン	2	0	0	0	0	0	0	0	0	2

勝：谷尾　敗：安藤　本：島原、新井（以上京都）

第1試合

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
日本生命	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
電電近畿	0	0	0	0	0	1	0	0	X	1

勝：和田　敗：小弓場
※電電近畿は大会史上初の無安打勝利を達成。

第2試合

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
丸善石油	0	1	0	5	0	1	0	1	0	8
盛岡鉄道管理局	2	0	0	0	0	0	0	0	0	2

勝：久玉　敗：瀬戸

第3試合

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
三菱自動車京都	1	0	0	0	0	0	0	2	0	3
いすゞ自動車	1	0	1	0	0	0	0	0	0	2

勝：山中　敗：矢形　本：渡辺（いすゞ）

第4試合－延長14回

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	11	12	13	14	計
日本石油	0	0	0	0	0	0	1	0	0	0	0	0	0	1	2
電電東京	0	0	0	0	0	0	0	0	1	0	0	0	0	0	1

勝：黒沢　敗：内田　本：富永（東京）

第5試合

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
三協精機	1	2	0	0	0	1	1	3	0	8
電電北海道	3	1	0	0	0	0	0	3	0	7

勝：渡辺　敗：佐藤　本：古川（北海道）、美川（三協）

第6試合

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
熊谷組	0	0	0	2	0	1	0	1	0	4
クラレ岡山	0	0	2	0	0	0	0	0	0	2

勝：久保田　敗：加来

第7試合

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
鐘淵化学	0	0	0	2	0	0	0	2	0	4
日立製作所	2	4	0	0	0	0	2	0	X	8

勝：渡辺　敗：柏木　本：石井、小野寺、岡安（以上日立）、大河（鐘淵）

第8試合

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
小西酒造	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
新日鐵広畑	0	0	0	0	1	0	1	2	X	4

勝：山中　敗：若林

第1試合－延長12回規定により引き分け

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	11	12	計
熊谷組	0	1	2	0	0	0	1	0	0	0	0	0	4
電電近畿	0	0	0	1	0	1	0	0	2	0	0	0	4

第2試合

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
丸善石油	0	0	0	2	0	2	0	0	0	4
日本石油	1	0	1	0	0	0	0	0	0	2

勝：久玉　敗：奥江　本：山下（丸善）

第1試合再試合

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
熊谷組	0	0	0	0	0	0	0	1	0	1
電電近畿	0	0	0	3	0	2	0	1	X	6

勝：加納　敗：久保田　本：今西2（近畿）、伊藤（熊谷組）

第3試合

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
三菱自動車京都	0	0	0	0	0	1	0	0	0	1
三協精機	0	1	0	0	0	0	0	1	X	2

勝：美川　敗：山中　本：柳瀬（三協）

第4試合

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
日立製作所	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
新日鐵広畑	0	0	0	1	0	0	0	0	X	1

勝：山中　敗：渡辺

第1試合

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
電電近畿	1	1	0	0	0	0	0	0	0	2
丸善石油	4	0	0	1	1	0	0	0	X	6

勝：久玉　敗：和田

第2試合

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
三協精機	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
新日鐵広畑	0	0	0	2	5	0	0	0	X	7

勝：山中　敗：渡辺　本：佐々木2、中山（以上広畑）

決勝戦（8月3日）

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
丸善石油	1	0	0	0	0	0	1	0	0	2
新日鐵広畑	0	2	0	0	0	1	3	0	X	6

勝：三沢　敗：久玉
（新日鐵広畑は3年ぶり2回目の優勝）

橋戸賞佐々木恭介一塁手（新日鐵広畑）
久慈賞久玉清人投手（丸善石油）
小野賞三沢淳投手、中山拓郎捕手（以上新日鐵広畑）
10年連続出場表彰選手

下田鎮男外野手（松下電器）

長井征一内野手（電電近畿）

高畑武雄投手（日本生命）

応援団コンクール
- 最優秀賞日立製作所
- 優秀賞三協精機、新日鐵広畑
- 敢闘賞盛岡鉄道管理局、丸善石油
- 特別賞該当なし