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送り吊り出し - Wikipedia

送り吊り出し(おくりつりだし)とは、相撲決まり手の一つである。相手の後ろにまわり、相手のを取って引き付け、相手を吊り上げて土俵の外に出す技。2000年12月に決まり手として制定された、新しい技である。

つり出しと同じで相手の体重が足にかかるため、足腰が強くないといけない。なので、体重が軽い力士は、この技をかけられやすい。

決まり手制定以降、幕内では3度記録されており、2004年9月場所11日目で琴欧州普天王に、2005年11月場所10日目で朝青龍安馬(のち日馬富士)に、2021年9月場所5日目で宇良大栄翔に、それぞれ決めている。なお、十両でも1度記録されており、2007年11月場所6日目で将司琴春日に決めている。

古くは当決まり手に相当する技は抱え出し(かかえだし)、抱き出し(だきだし)と呼ばれていた。公式決まり手制定以前、「抱き出し」が記録された取組は次の通り。

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