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DVD-Audio - Wikipedia

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DVD-Audio
メディアの種類 光ディスク
記録容量 4.7GB
コーデック リニアPCMMLPロスレス
策定 DVDフォーラム
主な用途 音声
ディスクの直径 12cm
大きさ 120×120×1.2mm
下位規格 コンパクトディスク
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DVD-AudioDVDオーディオ)は、1999年DVDフォーラムにより規格化された、次世代オーディオディスク(次世代CD)規格である。民生用ハイレゾリューションオーディオ媒体の最初期の規格でもある。

オーディオフォーマット

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チャンネル数は最大6(5.1チャンネルサラウンド)、標本化周波数ステレオで最大192kHz、マルチチャンネルで最大96kHz。量子化ビット数は最大24ビット(ダイナミックレンジ144dB)。

普及状態の推移

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Hi-Fiオーディオ向けの媒体として、また従来のCD-DAでは不可能であった5.1chサラウンドといったマルチチャンネルオーディオの媒体として期待された[1]が、結果的にはほとんど普及しなかった。次世代のオーディオ媒体としては、同時期に登場した、CD-DAと互換性を持つハイブリッドディスクを制作可能なSuper Audio CD(SACD)に市場を譲る形となり、普及推進のため2002年に発足したDVDオーディオプロモーション協議会も2007年には解散した[2][3][4]

著作権保護

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CPPMが採用されている。

脚注

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  1. ^ 市川俊一 (2001). “DVDメディアにおけるマルチチャンネル・オーディオの可能性の追求”. Pioneer R&D (パイオニア) 11 (3): 28-36.
  2. ^ DAP協議会、DVDオーディオの視聴説明会を実施”. AV Watch. インプレス (2004年9月9日). 2017年6月22日閲覧。
  3. ^ 校條亮治 (2014-05). “新年度にあたり「ハイレゾは救世主に成りうるか」”. JASジャーナル (日本オーディオ協会) 54 (3): 3-5.
  4. ^ 西田宗千佳 (2008年). “スーパーオーディオCD”. 知恵蔵. 朝日新聞出版. 2017年6月22日閲覧。

参考文献

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関連項目

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西洋音楽史
作曲
音楽理論
演奏
楽器
主なジャンル
民族音楽
録音
メディア
一覧
音楽学
関連項目

音声録音フォーマット

アナログ

  • フォノトグラフ (1857)
  • 蝋管 (1877)
  • グラモフォンレコード (1894)
  • 鋼線磁気録音 (1898)
  • サウンドカメラ (1919)
  • フィルモン音帯 (1937)
  • リール・トゥ・リール (1940年代)
  • サウンドスクライバー英語版 (1945)
  • オードグラフ英語版 (1945)
  • ディクタベルト英語版 (1947)
  • LPレコード (1948)
  • 45回転レコード (1949)
  • 肋骨レコード (1940年代後半)
  • RCAテープカートリッジ英語版 (1958)
  • フィデリパック英語版 (1959)
  • 4トラック (1962)
  • コンパクトカセット (1963)
  • マガジン50テープカートリッジ(1964)- 8トラック (1964)
  • プレーテープ (1966)
  • ミニカセット (1967)
  • マイクロカセット (1969)
  • ステノカセット英語版 (1971)
  • ハイパック (1971)
  • エルカセット (1976)
  • カセットシングル (1980)
  • ピコカセット英語版 (1985)
  • デジタル
    関連項目