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J& TERRACE - Wikipedia

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J& TERRACE
(ジェイトテラス)

J& TERRACE(ジェイトテラス)

J& TERRACEの位置(東京都区部内)

J& TERRACE

情報
構造設計者 前田建設工業株式会社
施工 前田建設工業株式会社
建築主 十条駅西口地区市街地再開発組合
敷地面積 7,071 m²
建築面積 4,691 m²
延床面積 80,979 m²
状態 完成
階数 地上39階、地下2階
高さ 146 m
着工 2021年3月
竣工 2024年9月
所在地 114-0034
東京都北区上十条二丁目27番1
座標 北緯35度45分36.5秒 東経139度43分17.0秒 / 北緯35.760139度 東経139.721389度座標: 北緯35度45分36.5秒 東経139度43分17.0秒 / 北緯35.760139度 東経139.721389度
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J& TERRACE(ジェイトテラス)は日鉄興和不動産東急不動産により開発が進められてきた、JR十条駅西口に誕生した39階建ての「住宅・商業・公益」一体複合施設。

本施設には北区初出店となる「クイーンズ伊勢丹」と北区公益施設「J&Lジェイトエル」が入っている。

本施設は「十条駅西口地区第一種市街地再開発事業」として進められてきたもので、新築分譲マンション「THE TOWER JUJO(ザ・タワー十条)」、基壇部施設「J& MALLジェイトモール」によって構成されている。

ザ・タワー十条のほか、商業施設や公益施設、公共駐輪場などを整備。また、「Wood & Green」による景観設計に配慮し、街路樹や、建物の壁面を覆う植物などを配して地域の緑化に取り組んでいる。

ザ・タワー十条は、総戸数578戸の分譲マンション。エリア最高層で遮るものがないので眺望は抜群であり、都心の景色を楽しむことができる[1]

「J&Lジェイトエル」は多世代の交流を目指した北区の公共施設。「Sports」「University」「Activity」の3つのコンセプトを基軸に据えた、図書を基調とした飲食可能なラウンジや、工作、ダンス、音楽など様々な創作活動に対応する機能を充実させ、人々がにぎわい集う施設となっている。

J& MALLジェイトモールの3、4階に入居しており、蔵書数は約1万冊であり、デジタル雑誌、新聞の閲覧ができる[2]

本施設は区が約2022年から約7億7千万円をかけて整備したものであり、各地で図書館サービスを手がける図書館流通センターが指定管理者として運営している。カフェのように落ち着いて過ごすことができる空間作りを目指したものである[3]

なお、J&Lジェイトエルの名の由来は、十条(JUJO)の頭文字「J」と「ともに」を意味する「&」を入れて、本施設が持つ様々な機能(Library:ライブラリー、Lab:ラボ、Lounge:ラウンジ)が、十条のまちとつながる(Link:リンクする)よう心を込めた名称としている[4]

施設の紹介

  • 基壇部施設「J& MALL(ジェイトモール)」

    基壇部施設「J& MALLジェイトモール

  • 3F 書架・閲覧のエリア

    3F 書架・閲覧のエリア

  • 書架・閲覧エリアは図書館流通センターが運営

    書架・閲覧エリアは図書館流通センターが運営

  • 4FのRoof Garden

    4FのRoof Garden

  • Roof Gardenからの眺望

    Roof Gardenからの眺望

  1. ^ 十条駅前の39階建て「住宅・商業・公益」一体複合タワー完成”. Impress Watch (2024年11月29日). 2024年12月6日閲覧。
  2. ^ 多世代の交流を促す東京都北区の公共施設「ジェイトエル(J&L)」がオープン:本を軸とする創造の場”. カレントアウェアネス-R. 国立国会図書館 (2024年12月3日). 2024年12月6日閲覧。
  3. ^ 十条駅前に憩いと交流の場「ジェイトエル」 北区が来月1日オープン 図書1万冊、絵本も充実 ソファでゆったり”. 東京新聞 (2024年11月29日). 2024年12月6日閲覧。
  4. ^ 地域振興部大規模区民施設整備担当課. “新たなにぎわいを創出する施設「J&L」(ジェイトエル)の概要” (PDF). 東京都北区. 2024年12月6日閲覧。