『血界戦線 Beat 3 Peat』内藤泰弘
- ️Tue Jan 25 2028
- 血界戦線 Beat 3 Peat
第1〜3巻内藤泰弘
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第1〜10巻内藤泰弘
- 血界戦線
第1〜10巻内藤泰弘
前回までのあらすじ
かつてニューヨークと呼ばれた都市は、現在、異界と現世の交わるヘルサレムズ・ロットという霧に覆われた街に変わっていた。この2つの世界が交わる魔都において、世界の均衡を保つ為に暗躍する秘密結社・ライブラが存在した!
それひとつで世界を終わらせる力を持つ遺物・世界崩壊幇助器具を巡る戦い、不死の傑物・血界の眷属(ブラッドブリード)との死闘…1秒先も読めない混沌の世界で、ライブラの戦いの第3章が幕を開ける!!
キャラクター紹介
クラウス・V・ラインヘルツ
ライブラのリーダー。赤毛、巨大な肉体、そして絶対的な意志の強さを持つ。見た目、特に笑った顔が怖いが、とても紳士的。「ブレングリード流血闘術」という技を使いこなす。
ザップ・レンフロ
ライブラの一員。銀髪に褐色の肌をした容貌。発火する血液を刃状にした剣術「斗流血法(ひきつぼしりゅうけっぽう)」を使う。隙あらばクラウスを倒そうとしているが返り討ちにされたり、チェインには踏まれたりと、意外と苦労している。
レオナルド・ウォッチ
ライブラの一員。妹の視力と引き換えに、通常は見えないものが見える「神々の義眼」を手にすることになった普通の少年。戦闘力は低い。
チェイン・皇(すめらぎ)
ライブラの一員。諜報活動のエキスパート。その正体は不可視の人狼。姿を隠して高速に移動することができる。ザップのことを銀猿と呼び二流扱いしている。ザップからは雌犬呼ばわりされていて、文字通り犬猿の仲。
スティーブン・A・スターフェイズ
ライブラの一員。目元に傷があるスーツを着込んだ男。クラウスの副官的な存在。高速の蹴りを主体とした格闘術「エスメラルダ式血凍道(けっとうどう)」で戦う。
ギルベルト
ライブラの一員。クラウスの執事。浅黒い肌に白髪と口髭を蓄えた老人。顔を含む全身を包帯で覆っている。顔が怖い。
K・K
ライブラの一員。血弾格闘技(ブラッドバレットアーツ)を使う、長身のレディ。銃火器を武器に闘う。二人の息子を持つ母でもある。
ブリッツ・T・エイブラムス
ライブラの一員。クラウスの師匠筋にあたり、世界屈指の吸血鬼対策専門家。「豪運」の二つ名を持つが、それは自身に来るはずだった呪いを自然と周りに受け流しているせい。
デルドロ・ブローディ&ドグ・ハマー
懲役1000年越えの凶悪犯(ブローディ)の血液を体内に宿している(ハマー)。肉体と血液にそれぞれの意識を持つ。
フィリップ・レノール
負傷したギルベルトの代わりに派遣されたコンバット・バトラー。身体能力が高く、生真面目で声が大きい。ライブラの情報を知ろうとする輩に脳を奪われるが、ギルベルトたちの手で無事に奪還される。
アマグラナフ・ルォーゾンタム・ウーヴ・リ・ネジ
通称ネジ。ハンバーガー大好きな食いしん坊。限界以上のストレスがかかると、自分含めた周り全ての存在の記憶を飛ばす胞子を出す。
裸獣汁外衛賤厳
(らじゅう じゅうげえ しずよし)ザップの師匠にして、斗流血法の創始者。“血闘神”と呼ばれる。十年単位の行方不明はよくあることで、その間に、かなりの高位の血界の眷属の滅殺跡が発見されるという。
ツェッド・オブライエン
斗流血法を使うザップの弟弟子。師匠の意向でライブラに預けられた。その姿はスマートな半魚人。
リール
非人類なレオの友人。本来は戦闘力が低かったが、テロリスト(ウイルス)・ゲムネモにつけ込まれ凶悪化、暴走を始める。
堕落王フェムト
齢千年。あらゆる魔道に精通し、気まぐれ一つで世間をひっくり返す超常異常人格者。ヘルサレムズ・ロット屈指の要注意人物。
ルシアナ・エステヴェス
「再構築」以前はブラッドベリ総合病院であった、移動する治療機関で腕を振るう優秀な医師。多くの患者を救うため、ヒトの限界を超え、人類をやめた。
マグラ・ド・グラナ
エステヴェス達が所属する治療機関の院長で異界存在。「再構築」の際に出会ったエステヴェスを治療した張本人。見た目は本。
ミシェーラ
レオナルドの実妹。彼が「神々の義眼」を手に入れる際、引き換えに自分の視力を差し出した。兄に結婚の報告をするために、ヘルサレムズ・ロットを訪れる。
Dr.ガミモヅ
世界に点在する「神々の義肢」の調査と研究を目的に動いている。自身もまた義肢の一つである「神々の義眼」を150年間所持している。
キュリアス
世界崩壊幇助器具「終天圧縮時計」が適合者と融合し誕生した存在。対象の時間を自在に加速する能力を持ち、世界崩壊幇助器具を収集しに幾度も姿を現し、ライブラと敵対する。