庵野秀明のSF冒険譚『ふしぎの海のナディア』4K版が北米でリリース
- ️/author/yuuki_honda
- ️Fri Apr 22 2022
- 2022.04.22 13:06
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『ふしぎの海のナディア』(英題『NADIA THE SECRET OF BLUE WATER』)
アメリカの映画配給会社・GKIDSが、庵野秀明監督によるアニメ『ふしぎの海のナディア』の北米における配給権を取得したことを発表した。
北米では初の4Kリマスター版の家庭用ビデオディスクを2022年内にリリースする。
GKIDSは、同じく庵野秀明監督によるアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』のBlu-ray Boxを2021年に北米ではじめて発売し、現地のファンから高い評価を得た実績を持つ。
庵野秀明によるアニメ『ふしぎの海のナディア』
『ふしぎの海のナディア』は、庵野秀明監督によるアニメ作品。キャラクターデザインは、後に「エヴァンゲリオン」シリーズでもタッグを組む貞本義行さんがつとめている。
謎の少女・ナディアと発明好きの少年・ジャンの旅をメインにした海洋SF冒険譚で、ナディアの持つ宝石・ブルーウォーターを巡る様々な出来事が描かれている。
2020年に初放送から30周年を迎えており、東京、大阪、新潟で展覧会が開催された。同年にはBlu-ray Boxも発売されている。
ジブリ作品、今敏、細田守、湯浅政明などの作品を北米で展開
GKIDSは、北米において『もののけ姫』や『アーヤと魔女』といったスタジオジブリの歴代作品の配給権を持つ映画配給会社。
そのほかにも、今敏監督の『東京ゴッドファーザーズ』と『パーフェクトブルー』、細田守監督の『未来のミライ』と『竜とそばかすの姫』、湯浅政明監督の『マインドゲーム』や『夜は短し歩けよ乙女』など、確かな評価を得ている名作の配給権を取得しており、北米における展開を担ってきた。
アカデミー賞長編アニメーション部門に『思い出のマーニー』『かぐや姫の物語』などを送り込み、ノミネートの立役者となった。特に細田守監督の『未来のミライ』のアメリカでの躍進を支えたことで知られている。
直近では『映画大好きポンポさん』の上映を控えており、配給権の取得が明らかになっている『犬王』も同社が展開する予定だ。
— GKIDS Films (@GKIDSfilms) April 6, 2022
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ライター/編集者。1993年生まれ、福岡県出身。大学卒業後、フリーランスのライターとして活動開始。並行して私立大学の広報担当としてPR業務に従事。その後、サッカー専門誌の編集者として、小学生年代のチームからプロチームまで幅広く取材。現在はKAI-YOU、KAI-YOU Premium、NEUT Magazine、SHUKYU Magazineなど、Web・紙と媒体を問わず様々なメディアで取材・執筆・編集を担当している。
愛機はiPhone SE(第1世代)。年に数百冊の漫画を読む。ポップな漫画を追い求めて、今日も寝落ちするまでページを捲っている。
最終更新日:2023.03.17 19:00