窄笠(つぼみがさ)とは? 意味や使い方 - コトバンク
- ️精選版 日本国語大辞典,世界大百科事典内言及
窄笠(読み)つぼみがさ
精選版 日本国語大辞典 「窄笠」の意味・読み・例文・類語
世界大百科事典(旧版)内の窄笠の言及
【市女笠】より
…もともとこの笠はスゲ(菅)製であったが,江戸時代には竹,ヒノキの剝片を組んで紙を張り,これに黒漆を塗った塗笠に変わり,やがてまったく衰滅してしまった。その名の示すように,もとは市女のかぶった笠であったが,平安時代中期以後には上流婦人の外出に着装され,また雨天の行幸供奉(ぎようこうぐぶ)には公卿も着用するようになり,その名も局笠(つぼねがさ),窄笠(つぼみがさ)などと呼ばれた。この笠の着装には,じかにかぶる方法と,被衣(かずき)をかぶった上に着装する方法とがあった。…
※「窄笠」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
関連語をあわせて調べる
Copyright © DIGITALIO, Inc. All rights reserved.