能登半島地震(ノトハントウジシン)とは? 意味や使い方 - コトバンク
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デジタル大辞泉 「能登半島地震」の意味・読み・例文・類語
共同通信ニュース用語解説 「能登半島地震」の解説
能登半島地震
2024年1月1日午後4時10分ごろ発生した石川県能登地方を震源とする地震。逆断層型でマグニチュード(M)7・6と推定され、石川県輪島市と志賀町で震度7を観測した。気象庁が大津波警報を発表し、北海道から九州まで津波が発生。石川県を中心に建物倒壊や火災、宅地の液状化などの大規模な被害が出た。地震による死者は石川、新潟、富山3県で489人となる見通し。避難者は石川県内で最大3万人超に上った。
更新日:2024年12月15日
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「能登半島地震」の意味・わかりやすい解説
能登半島地震
のとはんとうじしん
地震の強いゆれにより,奥能登地方を中心に家屋の倒壊や火災,土砂災害が発生,石川県,富山県,新潟県の広い範囲で液状化による被害も生じた。人的被害は死者 245人,行方不明者 3人,負傷者 1313人,住家の被害は全壊家屋 8571棟を含む 12万棟以上に上った(被害は 2024.5.21.現在。総務省消防庁調べ)。石川県では奥能登地方を中心に断水や停電が長期に継続し,避難した人は石川県,富山県,新潟県を中心に最大 5万人をこえた(内閣府によるまとめ)。このほか,隆起や津波による港湾の被害や鉄道の運休,道路の通行止めなど交通の被害も大きかった。
能登半島では 2018年頃から群発地震活動が始まり,2020年12月以降さらに活発化し,2023年5月5日にはM 6.5の地震が発生した。群発地震の震央域付近では,地下流体の上昇を示唆する地盤の隆起も観測されていた。能登半島の西方沖から北方沖,北東沖の海域には活断層が確認されていて,M 7.6の本震はこれらの活断層に関係した地震と考えられている。
能登半島地震
のとはんとうじしん
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知恵蔵 「能登半島地震」の解説
能登半島地震
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