落首(ラクシュ)とは? 意味や使い方 - コトバンク
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デジタル大辞泉 「落首」の意味・読み・例文・類語
精選版 日本国語大辞典 「落首」の意味・読み・例文・類語
改訂新版 世界大百科事典 「落首」の意味・わかりやすい解説
落首 (らくしゅ)
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
日本大百科全書(ニッポニカ) 「落首」の意味・わかりやすい解説
百科事典マイペディア 「落首」の意味・わかりやすい解説
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世界大百科事典(旧版)内の落首の言及
【替歌】より
…この場合,本歌をただまねたり,作り直したりするのではなく,本歌を連想させながら新しい歌境を生み出すことが重要であった。中世に多くみられた落首(狂歌体で,政治に対する風刺的批判を込めた句)なども替歌の一種とすることもできよう。落首の起源は権力者に対する寓意的批判を込めた童謡(わざうた)としての,いわゆる流行歌(はやりうた)にあり,名君たるもの巷(ちまた)の童謡に心すべしといわれた。…
【落書】より
…転じて,記述や描写の目的を定めずに遊び心で描く態度をさす。日本では,〈落書〉を〈らくしょ〉と読んだ時代が長く,そもそもは〈落首(らしじゆ)〉に由来することばである。落首は,詩歌の形で時事や人物を諷した章句を門や塀にはったり,道に落として世間の評判をたてようとする行為や作品をいった。…
【落書】より
…時の政情や社会風潮の風刺・批判,陰謀の密告,特定の個人に対する嘲弄・攻撃のために作成し,ひそかに,人目につきやすい場所に落としておいたり(落しぶみ),門戸や壁に書きつけたり,紙に書いて掲示したりした匿名(とくめい)の文書。詩歌の形式によるものは,とくに〈落首(らくしゆ)〉といいならわしてきている。また,いわゆる〈いたずらがき〉としての〈らくがき〉(落書,楽書)は,〈らくしょ〉が変化したものであるが,本来のそれとは区別されている。…
※「落首」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」