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「理事長」「会長」「顧問」、何がどう違う? | 協会総研

  • ️Yoshimura
  • ️Sat Aug 10 2024
会社協会
代表者代表取締役
(だいたいは社長)
代表理事
(理事長ともいう)
役員取締役理事
専務いてもいなくてもよい。
いる場合は、専務取締役を指すのが一般的。
いてもいなくてもよい。
いる場合は、専務理事を指すのが一般的。
常務いてもいなくてもよい。
いる場合は、常務取締役を指すのが一般的。
いてもいなくてもよい。
いる場合は、常務理事を指すのが一般的。
会長いてもいなくてもよい。
いる場合は、取締役会の会長を指すのが一般的。
いてもいなくてもよい。
いる場合、多くは名誉職。

理事長とは

協会の役員はふつう「理事」と呼ばれます。
株式会社でいう「取締役」に該当します。

株式会社の場合、トップは「代表取締役」という肩書を持ちます。
協会の場合、トップは「代表理事」となります。

協会の代表理事を、「理事長」とも呼ぶこともあります。
法律上は「代表理事」が正式ですが、ホームページや名刺のうえでは「理事長」と名乗ることが多いようです。
(ただし契約書にサインする時は「代表理事」としてサインします)

専務や常務

株式会社では、代表取締役とふつうの取締役のあいだに

  • 専務取締役
  • 常務取締役

というポストを置くことがあります。

同様に、協会でも代表理事(理事長)とふつうの理事のあいだに

  • 専務理事
  • 常務理事

というポストを置くことができます(置きたければ、ですが)。

「専務」と「常務」の上下関係ですが、一般的には
専務>常務
です。

「専務理事」や「常務理事」というポストをを置く、置かないは協会の自由です。

専務理事だけを置き、常務理事は置かない。
または反対に
常務理事だけを置き、専務理事は置かない。
ということも可能です。

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会長や顧問

協会によっては代表理事(理事長)のほかに「会長」が存在することがありますが、「会長」ポストはあってもなくてもよいです。
無理に誰かを「会長」にする必要はありません。

「会長」というと、世間的にはあたかも協会のトップのように誤解されることがあります。
ですが、協会の実質の経営者は「会長」ではなく「代表理事(理事長)」です。
「会長」は名誉職にすぎず、具体的な日常業務もふつうありません。

同じように、協会によっては「顧問」が存在することもあります。
「顧問」ポストも、あってもなくてもよく、具体的な日常業務もふつうありません。
無理に誰かに「顧問」をお願いする必要はありません。

会長や顧問がいてもよいケース

前述したように、無理に誰かを「会長」にする必要はありませんし、無理に誰かに「顧問」をお願いする必要もありません。
ですが、以下のような場合は、「会長」「顧問」というポストが活きるかもしれません。

  • 世話になった人に、お礼の代わりに肩書を差し上げたい場合
  • 有名な人や業界の重鎮のような人に、協会を応援してもらいたい場合
  • 理事が若い人ばかりでチャラい感じがするので、そこそこ年配の人にいてもらいたい場合

など。