さっぽろ雪まつり:ヘイトスピーチ警戒 地元ぴりぴり
- ️毎日新聞
- ️Fri Feb 05 2016
5日開幕した「第67回さっぽろ雪まつり」で、外国人排斥を目的とするデモ行進の開催が懸念されている。2013年以降は毎年、デモ行進や街頭宣伝が行われ、特定の人種や民族、国籍などに対する「ヘイトスピーチ」が問題になった。昨年訪れた観光客235万人のうち、外国人は約12万人。関係者は「札幌市のイメージダウンにつながる」と警戒している。
過去のデモ行進などには、「在日特権を許さない市民の会」(在特会)の道内関係団体メンバーらが参加し、韓国人などを中傷した。この道内団体幹部は「今回はデモや街頭宣伝の予定はない」と話すが、在特会の別の関連団体がホームページで「2月7日に雪まつりに行こう」などと呼び掛けている。
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