韓国の朴槿恵前大統領を釈放 精神的に不安定、治療に専念へ
- ️毎日新聞
- ️Fri Dec 31 2021
国政における職権乱用や収賄罪などで懲役22年の実刑が確定した韓国の朴槿恵（パク・クネ）前大統領（69）が2021年12月31日午前0時、恩赦を受けて釈放された。進歩系の文在寅（ムン・ジェイン）大統領が24日、朴氏の健康状態悪化などを理由として恩赦を与えると発表していた。恩赦後も当面は病院で治療に専念する見通しだ。
保守系の朴氏は13年に大統領に就任したが、友人の国政介入を許したなどとして、17年3月に韓国の大統領として初めて罷免されて失脚。拘束されてから約4年9カ月間、収監されていた。肩や腰の持病に加え、最近は精神的に不安定な状況にあるとされ、21年11月からソウル市内の病院に入院している。
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