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「命をもって償って」 京アニ放火殺人、遺族が裁判で心情語る

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  • ️Wed Nov 29 2023

「命をもって償って」 京アニ放火殺人、遺族が裁判で心情語る

毎日新聞 2023/11/29 11:57(最終更新 11/29 20:12) 有料記事 1202文字

京都地裁、京都簡裁が入る庁舎=村田拓也撮影
京都地裁、京都簡裁が入る庁舎=村田拓也撮影

 36人が犠牲になった2019年の京都アニメーション放火殺人事件で、殺人などの罪に問われている青葉真司被告(45)の第18回公判が29日、京都地裁で開かれ、遺族らが意見陳述した。「命をもって償ってほしい」「娘を返して」。遺族らは事件から4年が過ぎても癒えることのない痛みを吐露し、被告への厳しい処罰を求めた。

 この日は犠牲者の遺族6人が法廷に立ち、初めて被害感情を語った。27日から量刑に絞った審理が始まっており、陳述は刑事訴訟法に基づき情状証拠となる。

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