ファミ通.com ゲーム/ 坂口博信氏がスクウェアを辞任

●坂口氏はエグゼクティブプロデューサーとしてスクウェアと契約

　2月8日、スクウェアは、武市智行代表取締役会長、坂口博信代表取締役副社長、平松正嗣取締役が同日づけで辞任届けを提出したことを発表したぞ。

　同社は2001年3月期決算が創業以来初めての赤字、また店頭公開依頼初めての無配転落になる見とおしで、今回の辞任はこの責任をとったもの。今後は代表取締役社長兼CEO（最高経営責任者）1名、取締役兼CFO（最高財務責任者）1名、社外取締役数名の経営体制で、経営強化を図ることになるのだ。なお坂口博信氏は、エグゼクティブプロデューサーとしてスクウェアと専属契約を締結。『FF』シリーズなどの同氏が手がけるゲームタイトルは、今後も引き続き制作していくものと思われるぞ。また武市氏は同社の契約顧問に、平松氏は執行役員として業務を続けることになった。

　突然の発表だけど、同社のタイトルラインアップに変更はなし。坂口氏がプロデュースするさまざまなソフトに期待しよう。