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その悲劇は一年前に起こった。猟銃を発砲する薬物中毒男に対して警察の指揮官が及び腰だったため、現場の刑事が2人も射殺されてしまったのだ。警察のあり方はこれでいいのか? 発砲もままならない現状で多様化する犯罪に対処できるのか? 警察内部からも疑問の声があがった。
警察庁理事官・島村奈美子(財前直見)は、警察機構改革の急先鋒だった。事件後、奈美子は三枝警視監(団時朗)のもとに行き、現実の犯罪に即した警察法の改正を主張する。
それから一年後、ビルの屋上から中年男が飛び織り自殺を図った時、たまたまその場に居合わせた二人の男が説得を試みる、一人は冷静に、もう一人は情に訴えて。これが明智小五郎(松岡昌宏)と金田一耕助(長瀬智也)の運命的な出会いだった。
数日後、警察庁内の自室で三枝が拳銃自殺を遂げ、庁内に衝撃が走った。奈美子はすぐさま現場に駆けつけ室内を調べるが、窓には鍵が掛けられ他殺を示唆するようなものはみられない。
翌日、三枝の密葬が行われ、そこで奈美子は明智に出会う。プロファイリングに長けた明智は奈美子の要請でしばしば捜査に協力しており、二人は旧知の間柄だった。明智によると、三枝の娘・真理奈(堀北真希)は、彼が勤める大学の教え子だという。
その頃、三枝の側近である武藤(石倉三郎)は、雪の中を軽井沢の別荘に向かって車を走らせていた。カーラジオからは三枝の死を報じるニュースが流れてくる。そこに着物姿の男が飛び出してくる。
金田一耕助だった。金田一は道に迷ってしまったと、強引に武藤の車に乗り込んでしまう。
苛立ちながら車を走らせる武藤。すると今度は若い女性が車の前に飛び出してくる。ストーカーに追われているという山下亮子(内山理名)だった。
別荘に到着すると、金田一は武藤の嫌がるのを無視し、亮子を連れて室内に上がりこんでしまう。だが亮子は、まだストーカーが追ってくると怯えきっていた。
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