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新日本プロレスオフィシャルWEBサイト -NEWS-

■ 日時:3月27日(月)16:00~
■ 場所:新日本プロレス本社会議室
■ 出席:木村健悟、サイモン・ケリー猪木(代表取締役社長)

■1973年(新日本プロレス設立2年目)から、33年間、在籍してきた木村健悟氏が3月27日付けで退社することを発表した。

これからは周りから新日本プロレスを助けていきたい

木村:「自分の意志で新日本プロレスを卒業することにしました。33年間新日本プロレスに所属してよかったです。寂しい感じはしますけれど、何ヶ月も悩んで決断し、今日付で辞表を提出しました。最後は女房のひと声で決断しました。在籍ではなくなりますが、これからは周りから新日本プロレスを助けていきたいと思っています。」

*新日本プロレスの選手としてやって来れて本当によかった

木村:「31年間の選手生活では猪木さんという素晴らしい選手と坂口さんという心の師匠の下で、いいライバルにも巡り会え、新日本プロレスの選手としてやって来れて本当によかったと思っています。
 今、プロレスは苦戦していますが、プロレスはK1やPRIDEに負けないくらい素晴らしいもの。これからもいろいろな形でバックアップしていきたいと思っています。」

*これからも新日本プロレスを暖かく見守って下さい

サイモン社長:「スカウト部長として、そして営業の方でもがんばっていただいて、会社としても感謝しています。個人的にも小さい頃から試合を観ていて、レスラーとしても尊敬していたので寂しいです。
 これからも新日本プロレスを暖かく見守って下さい。長い間ありがとうございました。」

*木村氏は在籍中、IWGP初代タッグ王者など数々のタイトルを取得、平成維震軍などの軍団抗争で新日本プロレスの隆盛に貢献。引退後は、スカウト部長及びIWGP実行委員会事務局長として、中邑真輔選手をスカウトする等、実績を残し、また歌手としてのアルバムを発売するなど、多種多芸な一面も持つ。テレビ番組の人生相談などにも出演し、ほのぼのとした人柄が人気を集めている。

【取材:佐藤】