web.archive.org

夏木陽介、風の中を走る

  • ️Sun Nov 01 2009

2009-11-01 13:49:50

映画「SAKURA SAKURA」で富山ロケ

テーマ:日記

来年封切られるタカジアスターゼ・アドレナリンの発明、発見をした
サムライ化学者“高峰譲吉”を描いた映画「SAKURA SAKURA」の富山ロケに車で出かけた。

今年の5月に石川県で行なわれた“フレンチ トースト ピクニック”という
フランス車ばかりの集まりに出掛けて以来の長距離ドライブである。

周りの友達からは「夏木さん、日本には快適で速い電車や飛行機という乗り物も
あるんですよ !! 」と言われながらも、やはり何処へでも自動車で行く習慣は
いくつになってもやめられない。

初めて行った富山県の氷見は魚は旨いし人情は厚いし素敵なところだった。

共演は初めてであるが、加藤雅也君もナオミ・グレースさん、国分佐智子さんも
実に仕事熱心な役者で、良い出会いはいつもうれしいものである。
萩尾みどりさんとは彼女のデビュー作でご一緒し、以来30年ぶりであったが、
全く時間の経過を忘れさせるくらい素敵な再会で、お陰で楽しい現場となった。

また今、脚本家として油の乗り切っている佐伯俊道さんの脚本も素晴らしく
きっと良い映画が出来ると楽しみである。

帰りは高速で1時間走って福井に寄り、そこに預けてある旧車たちと逢い
クラシックカーの仲間10人程と楽しい話と美味しい夕食をとり一泊して帰路についた。

生憎、台風18号と東名高速道路の集中工事が重なって普段の倍近く
10時間もかかってようやく東京に辿り着いた。
流石にもうクタクタ・・・・・

おかげで11月7日、8日に高野山で行なわれる「ヴェトロ モンターニャ」には
今年は飛行機で行くつもりです。

11月第1週、標高1000メートルの高野山は紅葉がとても美しく、
世界遺産をクラシックカーで走る気分は一寸だけ寒さを我慢すれば最高です。
凛と張りつめた空気とはこのような事を言うのでしょうか?

近隣の皆様、今年もまた応援をよろしくお願いいたします。

2009-10-09 20:00:36

さよなら夏休み

テーマ:日記

映画”さよなら夏休み”のロケーションで、8月末から9月に

かけ初めて岐阜県郡上八幡を訪問した。

7月、東京で行われた映画製作記者発表に出席したとき、

古谷一行さん、白竜さん、緒方直人さんから「郡上八幡は

盆地なので、夏は暑い!」と散々聞かされていた。

ところが、長年参戦していた”パリダカール・ラリー”で日中

50度を越える経験をしている僕には、むしろ懐かしい~心

地良かったくらい。

それより、本当に熱かったのは郡上八幡の人達の映画へ

の情熱と映画に対する思いで、とても嬉しく、感激した。

自然一杯の中、若手の要潤くんや立花美優ちゃんや子供

たちとも共演し、とても気持ち良い現場だった。

この夏、郡上八幡で素敵な思い出がたくさん出来た。

郡上八幡の皆様、本当にありがとう!

また、お邪魔します。

来年公開なので、お楽しみにしていて下さい。


2009-10-09 19:33:38

松林監督を偲んで

テーマ:日記

東宝映画で70本もの映画を撮り、8月15日に他界した、

”松林監督を偲ぶ会”が、先月東宝の第8ステージと言う、

これまで何本も仕事を行った大きなステージで行われた。

松林監督とは、私の代表作の1本である「太平洋の嵐」で

45年程前に一緒に仕事をした。 

仲間ではなく、戦友のような関係で、約2年前に阿佐ヶ谷の

映画館で「太平洋の嵐」を上映した際、ふたりでトークをした

のが最後だった。

監督は、「東宝の4番バッターが黒澤明なら、俺はトップバッ

ター」と言っていた通り、”社長シリーズ”を始め喜劇やメロド

ラマ、戦争映画まで数々の作品を手がけた名監督で、一昨

年他界した谷口千吉監督ともども良き戦友がひとり、ふたり

と去って逝く・・・時の流れとは言え淋しい限りだ。

2009-07-24 14:08:30

久し振りに成城の街散歩

テーマ:日記

C'omo Le Va ?  コモ・レ・バ ?

聞きなれないスペイン語だが

「ご機嫌いかが?」 「調子はいかが?」という

フランス語ならば 「サバ?」 位の軽い挨拶の言葉らしい。

9月25日に創刊されるフリーペーパーのタイトルだ。

東京メトロ・小田急電鉄主要駅、ホテルロビーなどに置かれるそうだ。

この中の「沿線グラフィティ」というページで

「東宝撮影所の青春」を取り上げるので、私に白羽の矢が立ち

編集ディレクターの二見屋さんからコンタクトがあった。

東宝撮影所には、仕事や”東宝同友会”という 撮影所の俳優・スタッフ全員が集まるOB会で

少なくとも年に1回は訪ねている。

今は・・・昔の正門が裏口になり、かつて裏門であった所が正門になっている。

その正門右手にはゴジラの銅像があり、左手建物一杯に「七人の侍」が描かれてある。

悲しいことに「七人の侍」の出演者全員がもう亡くなっていることが、

時の流れを感じずにはいられない。

夏木陽介、風の中を走る

その後、かつて私も住んでいた成城の街を散策。

昔よく行った洋菓子店「アルプス」でコーヒーと懐かしいショートケーキ、

その近くのフレンチレストラン「アシエット」で素晴らしいフランス料理を食した。

「アシエット」は、友人医師の弟がオーナーシェフをしている店で、

地下から2階まである一軒家。

味は勿論、店内はゆったりとしており、雰囲気も申し分ない。

長い間、開かずの踏み切りで有名だった小田急線は今は高架になり、

木造の駅舎も立派な駅ビルに変身を遂げていた。

今は沢山の人達で賑わっているが、当時は人もまばらな静かな街だった。

その頃、たくさんの東宝所属の俳優達が住居を構えており、

ぷらぷらすると必ず数人と逢ったことを思い出す。

9月に発刊される「コモ・レ・バ?」楽しみにしています♪

2009-07-10 12:44:54

20年ぶりに行った動物園

テーマ:日記

何年かぶりに”よこはま動物園ズーラシア”に行った。

この前動物園に行ったのは、バルセロナの白いゴリラを見に行った記憶があるが、

もう20年も前の話だ。

ズーラシアに珍獣オカピが来たというニュースを聞いてから何年になるだろう。

高速を使えば家から車で30分という近い距離にもかかわらず中々行く機会が無かった。

過日、テレビの番組で Bush Dog(ヤブイヌ)という

アマゾンの密林から来た犬の原点の様な動物がいることを知り

生憎の雨だったが出かけた。

夏木陽介、風の中を走る

オカピは1901年にギニアの森林でひっそりと暮らしていた為 

それまで発見されなかった。

キリン科の珍獣で顔はキリンのようだが体は馬に近く

お尻はシマウマといった具合に種々な動物を奇妙につなぎ合わせた

中型の馬くらいの動物である。

我々が見に行った時は何故かひたすら壁を舐めていた。

夏木陽介、風の中を走る

Bush Dogは中型の犬位の大きさで、体はこげ茶一色で

顔つきは犬より野生に近いハイエナにも似ている様だった。

4匹が1列になって同じ場所をグルグル廻っていて

一瞬も止まる気配がなかった。

その他 スマトラ虎や白熊・オランウータン・アムール虎・マレーバク・

インドライオン達にも会えて幸せな一日でした。

その上特筆すべきは65才以上の人は無料だった。

緑の木々に囲まれた広いスペースと

木をふんだんに使った通路、ガラス越しに逢えた動物達を見ていると

神様が我々人間を楽しませてくれる為に贈ってくれた

最高のプレゼントの様な気がした。

でももしアマゾンの密林で、アフリカの熱帯雨林で、亜寒帯の森で

彼らが自然に暮らしている姿に出会えたら100倍も楽しいだろう。

2009-06-02 15:55:07

ヒストリック カー ラリーに参加

テーマ:日記

5月24日福井県の金津市で行われた”フレンチ トースト ピクニック”という

フランス車中心のクラシックカーラリーに参加するため

友人と2人で久し振りに東名から北陸道を1500キロ程走ってきた。

高速道路が土、日に1000円になるという事で、普段は車の少ない北陸道が異常に混んでいた。

福井に行くのは半年振りだが、どうしてもお昼は坂井市の松日庵の海老おろしそばを食べたかったので

23日朝6時に東京を出て、昼前には古い車の面倒を見てもらっている渡辺モータースに到着。

予定通り 美味しいそばにありつけた。

夜は福井・石川のクラシックカーの仲間達と20人程で日本海の魚料理と車談議に花が咲いた。

24日当日は雨が時々降る生憎の天気だったが、80台余りの素晴らしい車と1時間程ラリーを楽しみ

今村幸次郎画伯の絵の個展を見せて頂き、充実した良い週末を過すことが出来た。

北陸地方には年に2,3回行き、その度に必ず小松の日本自動車博物館に顔を出しているのだが

今回は時間の都合がつかず、博物館所有の500台の名車達に会う事ができなかったのが

一寸残念だった。


2009-05-25 18:50:50

今年のゴールデンウィークは?

テーマ:日記

5月は年間を通して一番好きな時期だ。

梅雨前の晴れた日が多く寒くも暑くもなく、日によってはTシャツで過ごせる。

少し涼しくても薄いカーディガンをはおる程度の快適な月だ。

ただ残念なことに、良い季節は瞬きをする間もなく過ぎ去ってゆく。

我が家の近くは環状8号線・国道246号線が入り組んだ場所なので

普段でも週末は渋滞になるところだ。

ゴールデンウィークという国民的な長期休暇となると日本中の人達が移動する訳で

幹線道路は 一寸買い物に行こうと思っても当然かなり時間がかる。

お陰で外に出る気にもならない。

今年のゴールデンウィークは5日間ほど”サラ・ブライトマン”と過ごしました。

と言うと大変キザに聞こえるかも知れないが、実はパリダカールラリー以来

20年ぶりに何故か下痢、それも大変な!! になってしまった。

胃腸には自信があり、生まれてこの方3回位しかその様な状態になった事がなく、

絶対に自力で治してやろうと我慢していましたが、辛い日が5日もたってしまい

遂に薬を買ってきて貰って飲んだら2時間程で治ってしまった。

薬の効力と慰め続けてくれた”サラ・ブライトマン”に感謝しています。

彼女の「アヴェ・マリア」は最高です。

2008-11-14 18:04:20

クラシックカー・イベント”ヴェトロ・モンターニャ”に参加 !!

テーマ:日記


和歌山県の高野山で毎年行われるクラシックカー・ミーティングに

今年で14回目の参加をしてきました。

高野山の素晴らしい紅葉の中をスタートして南紀白浜までのコースである。

途中の龍神スカイラインは標高1200メートルのかなり寒いところである。

今回は例年になく雨も重なり、屋根を外したスポーツカーにとっては二重苦になった2日間でした。


毎年出場しているジャガーSS100はエンジンとギヤボックスをオーバーホールしたばかり

だったので何時になく快調でした。

が・・・  最後の最後 旧白浜飛行場でSSクォーターマイル(停止状態から400メートルを

走る競技)を走り終わったとたんにギヤボックスにトラブル発生・・・

とは言いながら 今年のヴェトロモンターニャも楽しく終了しました。


参加台数は65台と例年より多少減りましたが、気持ちの良い参加者そして熱心な主催者や

ボランティアの方々のお陰で皆気持ちよく帰路につけたと思われる素晴らしい大会でした。

今年も又ナビゲーターは作家の山川健一さんが多忙な時間を割いてくれました。

お陰様で”Best Driver's of The Year”の賞も頂きました。

2008-10-24 18:44:55

Thank you for the good time

テーマ:日記

10月8日から13日迄 麻布十番のギャラリー東京映像で行われた「たった一度だけの夏木陽介展」には想定外の沢山の人にお運び頂き、盛会のうちに終了することが出来ました事、心から感謝して居ります。

毎日色々な方がいらして下さるので、12時から7時過ぎまでギャラリーに詰めていると言う慣れない事で一寸ばかり疲れた感じですが、古くは八王子の小学校の同級生から現在の友達やファンの方々、通りがかった人々など350人程が来館され、大変多くの皆さんと同じ時間や空間を共有できた喜びで一杯です。   

絵を書くのは好きだし 楽しいのですが、学生時代 音楽か美術かの選択のときにたまたま美術を選んだだけで何の下地も素養もないので、人に見て頂く程立派 なものではなく、正直 個展を開くのにはいささか抵抗がありました。そんな具合でしたが、お蔭様で大変素敵な時間を頂き、背中を押していただいた映像社の 大滝勝さんやスタッフの方々 ありがとうございました。

「たった一度だけの・・・・・」のつもりでしたが、まだ描く楽しみは辞める訳ではないので また機会が出来たら次は「たった二度目の夏木陽介展」でも開こうかな!!

と思ったりしています。

2008-09-29 09:47:27

麻布十番にて個展

テーマ:日記

アルファロメオ

個展をやることになりました。

子供の頃から絵を描くのが好きではありましたが、
特別に勉強もせず、指導を受けた事もありませんでした。
そんな私に、パリ・ダカールラリーに挑戦した時以来お世話になっている
東京映像社の大滝社長から個展をやろうと何年にもわたって声をかけてもらいました。
今回 芸能生活50周年を記念し、周りの友人やスタッフから背中を押され、ついに開催を決意しました。

フェラーリ

その時々に水彩や色鉛筆・パステルを使った絵は・・・・・
乗っていたバイクや車だけではなく、自分のガレージにあったら人生がより楽しくなりそうな車達。
いただいた花がとても可愛いので枯れる前に残したい!
世界ウルルン滞在記で10日間一緒に生活した像の「ノンボウ」や北海道で出会った馬達、
フィリピン映画出演の時に見た世界で1番キレイと言われているマニラ湾の夕日などなど。

タイの象ノンボウ


胸を張ってどうぞと言える程ではありませんが、楽しんで描いた作品です。
見て下されば幸いです。

  2008年10/8(水)~10/13(月)

  12:00~19:00(最終日16:00まで)会期中無休

  ギャラリー東京映像 : 港区麻布十番1-8-13   

                  TEL  03-5545-7659

                  URL http://www.gallery-eizo.gr.jp/home.html