Chuo Online : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
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顔をみること・みられること
市川 寛子/中央大学研究開発機構・機構助教、日本学術振興会特別研究員
専門分野 発達認知心理学
私の所属する文学部心理学専攻山口真美教授の研究室では、生後2ヶ月から8ヶ月の赤ちゃんの視覚や嗅覚などの知覚や、顔をみる能力がどのように発達するかを研究しています。大学の近隣に住んでいる赤ちゃんとそのご家族の方に大学に来て頂き、1回30分程度の心理学実験(一般の方向けには、「検査」と呼んでいます)に参加して頂いています。 【 全文を読む 】
(1月20日)
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教養講座
なぜ世界は存在しているのか?
中村 昇/中央大学文学部教授
専門分野 西洋現代哲学、言語論、時間論
わたしの専門であるウィトゲンシュタイン(1889-1951)という哲学者は、若いころ書いた『論理哲学論考』のなかで、つぎのように言っていた。
「神秘とは、世界がいかにあるかではなく、世界があるというそのことである。」(6・44) 【 全文を読む 】
(1月16日)
教養講座
それは、セグウェイなの?
橋本 秀紀/中央大学理工学部教授
専門分野 空間知能化(制御・ロボティクス・電力)
写真1の倒立2輪走行車の研究開発を進めています。皆さんはセグウェイをご存知でしょう。随分前に私たちの移動の在り方を根底から変えると登場した乗り物です。当時のブッシュ米大統領が軽快に乗り回している映像を覚えている方も多いかと思います。小泉首相も乗っていました。 【 全文を読む 】
(12月19日)
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中央大学高等学校の過去、そして現在
―「質実剛健」と「家族的情味」の実践―
伊藤 一幸/中央大学高等学校教頭
本校は、中央大学が設置する最初の附属学校として1928年に創設されました。設立の趣旨は、向学心に燃える若い勤労青少年のために勉学の場を提供するというものであり、「中央大学商業学校」という名称の夜間4年制の学校でした。校舎は独自のものを持たずに大学の教室を使用し、教員陣も大学の先生方が兼務しました。 【 全文を読む 】
(1月9日)
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アベノミクス記事を世界に発信する
伊藤 辰雄さん/ザ・ウォール・ストリート・ジャーナル上席特派員
米ニューヨーク、英ロンドンなどで働くビジネスマンが毎朝読む経済紙・同電子版がザ・ウォール・ストリート・ジャーナル(以下WSJ)だ。中央大学を1986年に卒業した伊藤辰雄さん(50)はWSJ東京の取材記者・上席特派員で、注目される安倍政権の経済政策の1つである金融政策に関する記事を世界へ発信している。【 全文を読む 】
(1月23日)