京アニ放火で36人目の死者…全身やけどの容疑者、逮捕のめどたたず : 国内 : ニュース
- ️Sat Oct 05 2019
京アニ放火で36人目の死者…全身やけどの容疑者、逮捕のめどたたず
京都市伏見区の「京都アニメーション」第1スタジオで7月に起きた放火殺人事件で、京都府警は5日、重いやけどで入院治療中だった20歳代の女性1人が4日夜に死亡したと発表した。事件による死者は36人となった。
発表では、女性はスタジオ1階で火災に巻き込まれ、正面玄関から逃げ出したところで救助されたが、やけどで重篤な状態となり、集中治療室(ICU)に入っていた。死因は広範囲にやけどを負ったことによる敗血症性ショックで、やけどは快方に向かっていたが、感染症を併発したという。
府警は女性の氏名を公表しなかった。「遺族の意向を確認し、公表の時期を調整したい」としている。
事件は7月18日午前に発生。青葉真司容疑者(41)(殺人容疑などで逮捕状)が玄関から侵入し、ガソリンをまいて火を付けた。青葉容疑者は全身に重いやけどを負い、会話の訓練ができるまで回復しているが、逮捕のめどはたっていない。
亡くなった36人の内訳は、20歳代17人、30歳代11人、40歳代7人、60歳代1人。負傷者は33人で、うち5人が現在も入院中という。
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