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絶景の三陸を走る

  • ️日本放送協会

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この番組について

東日本大震災から13年経った2024年5月。大津波の深刻な被害を受けた三陸海岸を舞台に日本では珍しい“ステージレース”が行われた。ステージレースとは、選手とスタッフが宿泊しながら進む“走る旅”。今回は、岩手県の宮古市、山田町、大槌町、釜石市、大船渡市、陸前高田市と、被災地をつなぎ、2泊3日で130kmを走破する。コースは、津波の恐ろしさを今に伝える震災遺構や、住民の命を守るために新たに建設された巨大な防潮堤、空き地となったままのかつての市街地を結ぶ。一方で、三陸の港や道路、都市基盤の復興が進み、山と海が入り組むリアス海岸の絶景ポイントへのアクセスも良くなった。地場産業も活気を取り戻しつつある。そんな三陸の今を発信し、さらなる復興を後押ししていこうと企画されたのがこのステージレースだ。番組は、北から南へと走るランナーと共に進み、それぞれの街で被災しながらも、命をつなぎ、復興に力を注いできた人々と出会う。彼らはいま何を思い、何をしようとしているのか。リアス海岸の絶景を織り込みながら、大災害から立ち直ろうとしている地域の現状を伝え、さらなる復興への願いを伝えていくドキュメント。

出演者・キャストほか