ロッキング・オン・ジャパン 2019年 08 月号 [雑誌] |本 | 通販 | Amazon
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5つ星のうち5.0 BUMP OF CHICKEN目当てで購入。あとサカナクションなど。
2019年6月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まず巻頭のBUMP OF CHICKEN 藤原基央のインタビュー。表紙の写真から4人でのインタビューだと思っていたが、中身は藤原基央のソロインタビュー。他のメンバーは写真のみの出演。 あとサカナクション 山口一郎のインタビュー。BUMPと一緒にたまたま載っていたので読んでみた。勢いで買った最新作のアルバムが凄く良かったのでどんな内容か少し気になっていたのもあるが。 他のアーティストの記事も読み応えあり。
先日のCutのインタビューも藤原ソロだったのでアルバムや曲が出来る経緯についての内容が被ってしまうのは仕方がないけど、それでもやっぱり読んでいて面白い。
藤原基央という人間は不思議な感性を持っているんだなとつくづく思う。日常の捉え方とか視点とか、見ているものが全く違う。同じ世界で生きているはずなのにこんなにも違うのかと痛感させられる(お前何様だよって話だが)。
直近の曲もそうだけど、インタビューでの言葉ひとつ取っても素直で謙虚な性格が偲ばれる。「事実を書きたい」というスタンスでの曲作りだったり、ライブのお客さんに対する想いだったり。本当に唯一無二の稀有なソングライターだと思う。
インタビューの後にはアルバムレビューも載っている。
aurora arcに思いを馳せる。
こうしたインタビューを読むのも初めてだったが、アルバムと同じくらい濃いインタビューだった。サカナクション自体全然掘り下げていないのでアレだが、成功も苦悩も色々あったんだなぁとしみじみ。
想像以上に真面目で思慮深い人だったし、「アルバムが今回で最後」という表現が印象的だった。BUMPもサブスク解禁したし、やっぱりCD文化は限界が来てるのかなと考えたり考えなかったりしてしまう。何にせよ面白かった。こちらも最後にアルバムのレビューが載っていた。
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