徳間書店、TSUTAYA運営会社が子会社化
- ️@itm_business
- ️Tue Mar 21 2017
「TSUTAYA」などを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は3月21日、徳間書店を同日付で子会社化したと発表した。
子会社のカルチュア・エンタテインメント(CE)を通じて株式を取得した。CEは民事再生法を申請した「美術出版社」や、雑誌「Pen」「Newsweek」を出版するCCCメディアハウス、ネコ・パブリッシングなど複数の出版社を傘下に持つ。
徳間書店は「GoodsPress」などのライフスタイル雑誌や「Animege」などアニメ関連出版物を展開しており、今後はCEの映像・音楽事業と連携した出版にも取り組んんでいく。また、CCCグループが持つ会員基盤やプラットフォームを生かし、TSUTAYAや「蔦屋書店」など店舗と連携したイベント開催や、Tポイントデータベースを活用したマーケティング展開なども進めていく。
関連記事
電子書籍取次メディアドゥ、業界最大手を買収 80億円で
電子書籍取り次ぎのメディアドゥは2月28日、同業の出版デジタル機構を子会社化すると発表。70.52%の株式を産業革新機構から取得する。取得額は79億4000万円。市場シェアの2割を得ることに。“宣伝しない”でブーム起こす 村上春樹新刊
2月24日、村上春樹氏の最新作「騎士団長殺し」(新潮社)が2冊同時刊行された。「1Q84」「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」に続き“宣伝しない”宣伝手法で大ヒットとなろうとしている本作。0時発売の現場の盛り上がりはどのようなものだったのか?講談社、一迅社を買収 コミックで相乗効果狙う
講談社が一迅社を買収。書店チェーンの文教堂、日販が筆頭株主に DNPグループが株式売却
書店チェーンの文教堂の筆頭株主が日販に。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.