協創で築こう、『新しい日本』加藤勝信候補 所見発表演説要旨 | お知らせ | ニュース | 自由民主党

加藤勝信候補
総裁選に立候補した9人の候補者による所見発表演説会が9月12日に党本部8階ホールで行われました。
加藤勝信候補は、賃金の引き上げやスタートアップ企業支援等について演説し、出席した党所属国会議員に対して支持を呼び掛けました。
加藤候補による演説の要旨は以下の通り。
国民の所得倍増に全力
私は、協創を進めることで、日本の強みを呼び覚まし、一人一人の思いを形に、ニッポン総活躍プランを実行する。これまで安倍・菅・岸田内閣で重要な政策に取り組み、経済に好転の兆しが見えてきたが、国民生活にそれが表れているとは言い難い。所得倍増を成し遂げ、改革を加速し新しい日本を共に創ることが使命だ。
ニッポン総活躍プランの第一は、国民所得の倍増だ。このため、公的セクター等の賃金の引き上げや中小企業への支援を通じた賃上げを徹底する。成長を大きく促す投資、特にスタートアップや新産業への支援を徹底する。同一労働同一賃金、また、非正規労働者の正規雇用化等を通じて、労働分配率を引き上げる。金融所得を倍増する。これらを進めるため、国民所得倍増実現会議と戦略本部を構築し、やるべき政策をつくり上げ実行する。第二に、人口減少で苦労している地方を支え、国土強靱化やインフラ整備を加速。給食費・こども医療費・出産費の、三つの負担ゼロを目指す。安心して任せられる学校教育の実現にも取り組む。全世代型社会保障制度改革や、女性活躍や攻めの農林水産業も推し進め、戦略的な外交や安全保障を強化し、全ての拉致被害者の即時帰国を目指す。自衛隊、緊急事態条項を明記する憲法改正を必ず実現し、首相直轄の危機管理庁を設ける。このニッポン総活躍プランを実現することで、全ての人が幸せを感じて安心して活躍できる社会を実現する。第一歩として、能登半島地震からの復旧・復興や、物価高騰対策等の経済対策、大胆で実効性のある補正予算を編成、速やかな成立を図る。
政治とカネの問題は、国民の信頼を取り戻すために、改正政治資金法の検討事項とされた課題について、1年以内に法制化を行う。政策活動費については、原則として公開し、新たに国会に独立した第三者機関を設け、政治資金の透明性を確保。旧文書交通費は公開し、未使用分は国庫へ返納する。さらに不記載問題への説明責任を果たし、不記載相当額を国庫に返納し党としての責任を果たす。
夫婦の姓について、家族同姓制度は守るべきだ。他方、法律で旧姓を使い続けることを可能とする旧姓続称制度は可能と考えており、活発な議論を行っていきたい。
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加藤 勝信|候補者情報|総裁選挙2024
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