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下級武士の日記でみる江戸の「性」と「食」

  • ️Wed Aug 17 2011

出版社内容情報

人間、一皮剥けば色気と食い気!? 江戸時代の貴重な日記史料を読み解き、江戸人たちの「性」と「食」事情にせまる一冊!!

永井 義男[ナガイ ヨシオ]
『算学奇人伝』で第6回開高健賞を受賞し、本格的な作家活動に入る。江戸の風俗に精通し『幕末一撃必殺隊』『影の剣法』ほか多数の時代小説を執筆。ノンフィクションに『図説 吉原事典』『江戸の売春』など。

内容説明

教科書には載ってない、素のままの江戸がみえてくる!!武士はたとえ貧窮しても凛としていた!?日記を読み進めれば、これまでの美化された武士像がくつがえる!!

目次

第1章 忍藩士の、のんき暮らし『石城日記』尾崎石城(久しぶりの忍城下;ゆるい日々 ほか)
第2章 勤番武士の、のほほん生活『酒井伴四郎日記』酒井伴四郎(江戸へ;藩邸の生活 ほか)
第3章 桑名藩士のイクジイ日記『桑名日記』渡部平太夫(天保十年平太夫五十六歳;天保十一~十二年平太夫五十七~五十八歳 ほか)
第4章 武士の性の醜聞『井関隆子日記』井関隆子(井関家の正月;武士の醜聞 ほか)
第5章 元側室を尋ねて『游相日記』渡辺崋山(去った側室;お銀さまを尋ねて ほか)

著者等紹介

永井義男[ナガイヨシオ]
1949年福岡県生まれ。東京外国語大学卒業。1997年『算学奇人伝』で第6回開高健賞を受賞し、本格的な作家活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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