ひめのつき | カンキツ(その他柑橘類) 品種の特徴 食べ方 選び方
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ひめのつきの特徴
「ひめのつき」はJA全農えひめが「アンコール」と「日向夏」を掛け合わせて育成した品種です。2006年(平成18年)に品種登録されました。
果皮が黄橙色で、さわやかな香気があり、酸味は少なめ。アンコールの持つ濃厚な甘みと、日向夏のさわやかな風味をバランスよく受け継いでいて、まろやかでスッキリとした甘みが楽しめます。サイズは温州みかんより大きめで150~200gくらいです。
ひめのつきの選び方(見分け方)
皮が明るい黄橙色で張りがあり、シワやくすみのないもの。また香りがよく、持ったときに重量感のあるものを選びましょう。水分が抜けて軽いものは、果肉がスカスカしている可能性があります。
ひめのつきの保存方法
直射日光を避けて風通しのよい冷暗所で保存します。1週間くらいは持ちますが、鮮度のよいうちにおいしく食べてしまいましょう。冷蔵保存する場合は、乾燥しないようポリ袋に入れて野菜室へ入れます。
ひめのつきの食べ方
ひめのつきは皮がやや厚めですが、手でむくことができます。じょうのう膜(薄皮)も比較的薄いので袋ごと食べられますが、気になる場合は袋をむいて果肉だけを食べるとよいでしょう。種はやや多めです。
ケーキやタルトにのせたり、ジャム(マーマレード)やゼリーなどに使用してもよいでしょう。
ひめのつきの旬(出回り時期)
ひめのつきは2月から3月頃がシーズン。愛媛県で栽培されています。
各地の年間収穫量 ひめのつき
出典:農林水産省統計
ひめのつきは愛媛県で栽培されています(愛媛県以外の統計データはありません)。2021年の収穫量は約35トンとなっています。
栽培面積・収穫高の推移
出典:農林水産省統計
2021年のひめのつきの栽培面積は約8ヘクタール。収穫量は約35トンで、出荷量は約32トンです。