G7倉敷教育大臣会合 G7 Kurashiki Education Ministers’ Meeting in Okayama:文部科学省
2016年5月に開催される伊勢志摩サミット(主要国首脳会合)に関連し、G7倉敷教育大臣会合を開催しました。
左から、UNESCO、ドイツ、カナダ(州)、フランス、イタリア、日本、イギリス、カナダ(連邦)、アメリカ、EU、OECDの各代表
開催概要
1.テーマ : 教育におけるイノベーション
2.開催日程 : 平成28年5月13日(金曜日)~15日(日曜日) 【本体会合:14日(土曜日)~15日(日曜日)】
3.開催地 : 岡山県倉敷市(倉敷アイビースクエア)
4.参加国(7カ国・1地域) 日本、イタリア、カナダ、フランス、米国、英国、ドイツ、EU
5.オブザーバー : 経済協力開発機構(OECD)、国際連合教育科学文化機関(UNESCO)
結果概要
5月14日、15日の期間、岡山県倉敷市においてG7倉敷教育大臣会合が開催されました。
大臣会合では、馳文部科学大臣が議長となり、1.今、我々の対峙すべき課題や来るべき新しい時代を見据えたときの新しい教育の役割は何か、また、2.その役割を果たすための具体的な教育や学びの向上・改善策はどのようなものか、そして3.新たな国際協働の在り方 といった内容について、2日間かけて、4つのセッションに分けて議論しました。会合の最後には、成果文書として「倉敷宣言」が採択されました。
馳大臣は、会合後の共同記者会見で、今回の会合の意義として、1.教育を取り巻く事情は各国それぞれ違う中で、教育の根幹となる理念がG7として共有できたこと、2.教育の分野での国際的連帯の重要性が再認識できたこと、また3.来年のサミット議長国であるイタリアでの教育大臣会合開催が合意され、G7の協力関係を継続的なものにできたことであった、としました。
主要国での教育大臣会合の開催は2000年の日本、2006年のロシアに続き10年ぶり、3度目。次回のG7教育大臣会合は、来年イタリアで開催される予定です。
(出席者)
イタリア:ステファニア・ジャンニーニ 教育・大学・研究大臣
イギリス:ニッキー・モーガン 教育大臣 兼 女性・平等担当大臣
フランス:ナジャット・ヴァロ=ベルカセム 国民教育・高等教育・研究大臣
カナダ:メアリーアン・ミハイチャック 雇用・労働力開発・労働大臣
リズ・サンダルス オンタリオ州教育大臣
アメリカ:マウリーン・マクローリン 教育長官上級顧問 兼 国際問題担当部長
ドイツ:ペーター・オルトマンス 各州文部大臣会議事務局質保証・国際及び欧州関係・統計担当局長
EU:ティボル・ナヴラチチ 欧州委員(教育・文化・青少年・スポーツ担当)
ユネスコ:イリナ・ゲオルギエバ・ボコバ 事務局長
OECD:ガブリエラ・ラモス 事務総長首席補佐官
(開催日程)
日程 |
時間 |
内容 |
備考 |
---|---|---|---|
5月13日(金曜日) |
午後 |
エクスカーション 地元歓迎レセプション |
倉敷市内小中学校 倉敷国際ホテル |
5月14日(土曜日) |
午前 午後 |
公開シンポジウム 大臣会合 公式夕食会 |
倉敷アイビースクエア 倉敷アイビースクエア 菊寿し/大原美術館 |
5月15日(日曜日) |
午前 午後 |
大臣会合、記者会見 エクスカーション |
倉敷アイビースクエア 岡山後楽園 |
(会合の様子)
(記者会見の様子)
文部科学省内の動きを発信する「今日の出来事」コーナーにも「G7倉敷教育大臣会合」が紹介されています。
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G7教育大臣会合関連イベント:大臣会合に先立ち、各国代表地元の小中学校に体験見学へ(※「今日の出来事」コーナーにリンク)(※国立国会図書館ホームページへリンク)
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G7倉敷教育大臣会合公開シンポジウム、各国・各機関との会談(※「今日の出来事」コーナーにリンク)(※国立国会図書館ホームページへリンク)
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G7倉敷教育大臣会合、「倉敷宣言」採択!(※「今日の出来事」コーナーにリンク)(※国立国会図書館ホームページへリンク)
G7倉敷教育大臣会合 公開シンポジウムの開催について
G7倉敷教育大臣会合 関連イベント
G7倉敷教育大臣会合応援事業について
G7伊勢志摩サミットロゴマークについて
G7伊勢志摩サミットロゴマークの使用については,外務省に申請してください。
なお,G7伊勢志摩サミットロゴマークを使用する場合には,併せてG7倉敷教育大臣会合のPRにも御協力いただきますよう,よろしくお願いいたします。
【PR例】
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リンク
大臣官房国際課 G7教育大臣会合準備プロジェクトチーム