【決定版】「VTuber」の定義とは? 議論に終止符を⚡⚡⚡
- ️Fri Feb 20 2015
2017年末のVTuberブーム以来、全く新しい概念である『VTuber』の定義について、激論が繰り返されて来ました! 今こそ世界最古(弊者調べ)の個人系VTuberである私「バーチャル美少女ねむ」が、この議論に終止符を打つっ⚡⚡⚡⚡⚡
※個人の見解ですw
もくじ
- 終わらぬ激論:「VTuber」の定義とは?
- 決定版:私の考える「VTuber」の定義はコレだ!
- 「VTuber」その言葉の発祥は?
- Google先生のガイドラインによると「YouTuber」とは?
- その本質は「人類の進化系」
終わらぬ激論:「VTuber」の定義とは?
「VTuber」の定義についての論点:
・「もともと『バーチャルYouTuber』の略なのだから、YouTube以外の発信してるひとをV『Tuber』と呼ぶのはおかしいのでは」(YouTube主義)
・「VはVRの『V』なんだから、3Dモデルを使っていない2次元キャラはVTuberとは認めない」(3D原理主義)
・「もう面倒くさいからVTuber名乗ってる人はみんなVTuberでいいんじゃないか」(思考放棄派)
最近、ちょくちょく言ってるんだけど、Vtuberという枠組みについて再定義が必要な気がしている。
— ゆめうさ@実はお絵描き系Vtuber (@anotherusa14) February 12, 2020
Vtuberの枠に収まりきらないが確かにちゃんと活動している方をよく見かけるようになったのじゃ・・・。
— 朔月ウサギ (@i_bunny_BS) February 12, 2019私の想像してるV界隈の呼称の関係性Ver.2
改良と解説追加。それと2枚目はVtuberに新しい意味を持たせるやり方でない場合の解決案
例として一般Vを受動的Vと捉え、情報発信側という意味を込め能動的V
「Vactiver」(ブイアクティバー)というのを考えてみました。 pic.twitter.com/gbjJqkBGGK
決定版:私の考える「VTuber」の定義はコレだ!
VTuberはYouTubeとは一切関係ございません( ˇωˇ ) バーチャルキャラクター(V)として発信(Tube)してる人はみんなVTuberくらいの緩い定義でいいと思うよ。別にYouTubeやってなくてもいいし、なんならTwitterしかしてなくてもいいよ。世界最古の個人系VTuberが言ってるんだから、間違いなし⚡⚡⚡⚡⚡ https://t.co/GORrRtLxIl
— V美少女ねむ⚡NHK ねほりんぱほりん「バ美肉」出演! (@nemchan_nel) February 13, 2020
— おきゅたんbot🏝️⭐️VR応援VTuber (@OculusTan) February 13, 2020
実は「Tube」は一般名詞として、「チューブ=管=ブラウン管」から転じて、「テレビ」「放送局」という意味がもともとあります。
ロングマン現代英英辞典より
つまり「YouTube」は「みんなの放送局」って意味なんです(*^ ^*)
このの変化型「Tuber」は、「放送者・発信者」という意味と捉えることができます。
もちろん「VTuber」という言葉は、当時他に動画プラットフォームなかったこともあり、元々は「バーチャルYouTuber」の略語として産まれたわけですが…(後述)
今となっては、他の動画プラットフォームもいっぱいあるわけですし、「VTuber」=「バーチャルキャラクター(V)として発信(Tube)してる人(-er)」くらいで広い意味で使っていいんじゃないかなぁ、と思います~
— V美少女ねむ⚡NHK ねほりんぱほりん「バ美肉」出演! (@nemchan_nel) February 13, 2020
(tubeってそんな意味だったのか…なら僕もちゃんとVtuberじゃん…)
— ミキシ🐍🦎1歳 (@MIKISHI_Channel) February 13, 2020
おぉぉ!!ありがとうございます\\\\ ٩( 'ω' )و ////
— ゆめうさ@実はお絵描き系Vtuber (@anotherusa14) February 13, 2020
「発信してる人」にあたるちょうどいい言葉が見つからず困っておりました・・・。
別の形で発信している方が「動画や配信してない」と負い目を感じているのをちょくちょく見かけて、十分に発信してるし、胸張って欲しいなと思ってたのです。
YouTubeにとらわれず色んな可能性試したいですよね! 「VLiver」「Vの者」でもいいんですけど、なんかがんばってYouTubeを避けてる感があってあんまりしっくりこなかったので、私の中ではもう皆VTuberでいいんじゃない??? となりました( ̄▽ ̄;)
— V美少女ねむ⚡NHK ねほりんぱほりん「バ美肉」出演! (@nemchan_nel) February 14, 2020
私もプラットフォームに依存してるみたいでVTuberと言う言葉に密かな抵抗がありつつ使っていたのですけど、なんだかすっきりした気がします。胸を張ってVTuberを名乗っていきましょう。 https://t.co/cgCOsvcgSj
— 思惟かね(オモイカネ)📕知識系VTuber@note書いてます (@omoi0kane) February 13, 2020
「Vtuberなのに~」「Vtuberなんだから~」ってめちゃくちゃ言われてきたからこの意見にまるっと同意する
— 🌙🐕しげひで🐾🎩@三次元モデル製作中Vtuber (@shigechan_wanko) February 13, 2020
卒論では「VTuberはバーチャルYouTuberの略称として用いられるほか、YouTube以外の動画投稿/配信サービスやSNS上で活動するサムシングをも包括する用語として用いられる傾向も見られる」みたいな注釈を入れたりしてたから割とこの考えに近いと言える
— しむれ (@rapier267) February 14, 2020
「VTuber」その言葉の発祥は?
どうやら「VTuber」という言葉の発祥は、この「ちずらぼ」さんが「Vチューバー」を10/9に使ったのが初出のようですね。。! その後、12/21に「Vtuber」「VTuber」と変化し、さはなくんが12/22に動画で使ったのをキッカケにブレイクしたようですね!(≧∇≦)/https://t.co/nzAwOl1ycB
— V美少女ねむ⚡NHK ねほりんぱほりん「バ美肉」出演! (@nemchan_nel) April 4, 2018
VRで新しいジャンル化するのか。Vチューバー
— ちずらぼ (@chizulabo) October 9, 2017
ちずらぼさん、古いツイートに失礼します! この「Vチューバー」という言葉は、ご自身で思いつかれたのでしょうか?(*^^*)
— V美少女ねむ⚡NHK ねほりんぱほりん「バ美肉」出演! (@nemchan_nel) April 4, 2018
はい。話の流れの中で語呂がいいから出た言葉で特に深く考えたわけではないのですが。
— ちずらぼ (@chizulabo) April 4, 2018
10/9はかなり早いですね! (≧∇≦)/ 私はその時点で既に活動していましたが、VTuberという言葉はまだ存在してなかったと思います! 将来、もっともっと「VTuber」が有名になったら、ちずらぼさんは名付け親としてちょっとした有名人になるかもしれませんねw
— V美少女ねむ⚡NHK ねほりんぱほりん「バ美肉」出演! (@nemchan_nel) April 4, 2018
Google先生のガイドラインによると「YouTuber」とは?
— V美少女ねむ⚡NHK ねほりんぱほりん「バ美肉」出演! (@nemchan_nel) February 13, 2020「YouTube」はGoogle先生の登録商標であり、ガイドラインには「YouTuber」は「オリジナルの動画を YouTube にアップロードしている人」、「Tuber」は公式な略語ではない、とあります。なのでこの見解はGoogle先生的にも正しいと思います~
YouTube ブランドの使用について https://t.co/3ye911d8UI
Google先生のガイドラインざっくりまとめると
①「YouTuber」の公式の略称としては、「Tuber」を使うのは推奨しないよ
②「Tuber」どうしても使いたいなら使ってもいいけど、ちゃんと自分でオリジナルコンテンツを作ってる人に使おうね
というように書かれています。(詳しくは本文を読んでね)
※補足:なぜか上記を受けて「TuberはYouTubeの認める公式な略語だから、YouTube以外でコンテンツを発信してる人に使ってはいけないんだ!」(???)と言っている人を見かけましたが、念のため言っておくと、そもそも「Tuber」も「VTuber」もGoogleの商標でも何でもないので、ガイドラインはあくまで「YouTubeにアップするコンテンツの中では」そういう表現をしてね、という以上の意味を持たないです。 「Tube(r)」は何百年も前から使われていた英語の言葉です。言葉の利用というのは一私企業が強制できるものではありません。
その本質は「人類の進化系」
とまあ、言葉の議論も大事ですが、私は「VTuber」の本質は『YouTubeの登場によって個人がメディアと融合した存在「YouTuber」が、さらに現実の肉体から開放されて進化した人類の最新モード』だと考えています~
日本初でせっかく誕生した「VTuber」という存在は今後どんな進化をするのか全く予想ができません! 今後の無限の進化を許容できるように、広い意味で捉えたほうがいいんじゃないかな、と私は思います。
— V美少女ねむ⚡NHK ねほりんぱほりん「バ美肉」出演! (@nemchan_nel) February 15, 20202年前のブーム直後に書いた記事(*^ ^*) なぜか毎年バレンタインにVTuber議論起こりますw
『個人がメディアと融合した存在「YouTuber」が、さらに現実の肉体から開放されて進化した人類の最新モードが「VTuber」』
「VTuber」とはYouTuberの「進化の必然」であるっ!https://t.co/PcTAyVGAlc
おしまい。
追記:欧米でも「VTuber」は広まっている
欧米でも「VTuber」は既にYouTubeというプラットフォームから離れて、「VTubing」=「アバターで配信すること」という意味で動詞で定着しています。日本発の「VTuber」という概念は、特別な存在でなく、誰もが当たり前にする「行為」に進化しているのです。
追記:既に「VTuber」は「YouTube」に限らず使われている
Wikipediaでも、既に「VTuber」は「YouTube」に限らず「アバターを使った配信者」を使う語になっていますね!
追記:どうでもいいけど「VLiver」だけは止めましょう
まあ、各々好きな言葉を使えばいいと思いますが、「VLiver」だけは止めましょう。
「Liver : レバー、肝臓」の意味です。配信者の意味にはなりません。日本にもバイリンガルの人はいっぱいいますし、外国人からみてもとっても恥ずかしいので止めたほうがいいと思います。
関連記事
ちなみに、「バ美肉」の由来はこちらです~
— V美少女ねむ⚡NHK ねほりんぱほりん「バ美肉」出演! (@nemchan_nel) August 3, 2019"Taifu", "Tsunami"に続き、日本発の世界語として定着した感のある「バ美肉 / "Vabiniku"」=「バーチャル美少女受肉」 人間が新たなキャラクターとして活躍する文化を根付かせたこのパワーワードはいったいどう発生したのでしょうか?
「バ美肉」言葉の誕生が概念を加速するhttps://t.co/fLNOyzMN2N
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※この記事では、Twitterの規約を熟読の上みなさんのツイートを引用させて頂いていますが、万が一問題あれば教えてください。