双日、メキシコ合衆国最大級の太陽光発電事業に参画
- ️Wed Aug 09 2017
【プレスリリース】発表日:2017年8月9日
双日、メキシコ合衆国最大級の太陽光発電事業に参画
~メキシコで日本企業初~
双日株式会社(以下、双日)は、このたび、メキシコ合衆国における太陽光発電所の運営を目的として、太陽光発電開発事業者であるアルテン・アメリカ社(Alten RE Developments America、本社:オランダ王国アムステルダム市)の株式66.7%をアルテン社(Alten Renewable Energy Developments、本社:オランダ王国アムステルダム市)から取得しました。これにより、当社は、アルテン・アメリカ社を通じてメキシコ最大級の太陽光発電を計画する事業会社2社の株式20%を保有します。また、本件は、日本企業がメキシコで太陽光発電事業に参画する初めてのケースとなります。アルテン・アメリカ社を通じて保有する太陽光発電事業会社2社は、2018年9月までに、メキシコのアグアスカリエンテス州で、それぞれ180MWと168MWの太陽光発電所を建設し、長期売電契約に基づいて同国の国営電力公社(Comision Federal de Electricidad、以下、CFE)の100%子会社に対して、電力およびクリーン電力証書(*)を販売します。
*クリーン電力証書…一般的な売電収入とは別に、クリーン電力の発電量に応じて受け取ることができる収入の裏付けとなる証書。
メキシコでは、一連の電力セクター改革により、2016年に発電事業が民間へ開放されました。同国は、太陽光電源の導入については後発ですが、一方で、世界でもトップクラスの太陽光資源を有しています。メキシコ政府は電力セクター改革を梃に再生可能エネルギー電源の導入比率を2035年までに40%へ引き上げる方針を打ち出しており、持続的な成長が見込まれています。
双日は、既に、2015年にペルー、2017年にチリにおいて、それぞれ44MW、98MWの太陽光発電事業に参画しており、ラテンアメリカで関与する太陽光発電の総発電量は約500MWと、日本企業で最大規模となります。今後もメキシコを加えたラテン・アメリカ地域で積極的に再生可能エネルギー事業に取り組んでまいります。
以上
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